合皮と本革の違いとは?PU?PVC?具体的アイテムを2つ使って紹介
みなさんPUレザーやPVC知っていますか?
合皮と本革の決定的違いは分かりますか?
分からない人は是非読んでみて下さい。
もしかしたらあなたの持っているレザーは本革でないかもしれませんよ?
合皮とは? 本革とは?
本革とは名前そのままで本物の革です。
牛革、ワニ革、コードバンetc...つまり動物の皮を使っているわけです。
合皮とは合成皮革のこと。つまり本物に似せて作った偽物の皮です。
ポリウレタン樹脂や塩化ビニルを使っています。
簡単ですよね。まずはこれだけ覚えてしまいましょう。
合皮と本革の違い
色々違いはありますが、決定的な違いが1つあるのでそれだけは覚えておきましょう。
寿命です。
合皮は数年で駄目になります。
一方本革は風合いが出てきます。経年変化というやつですね。
合皮のレザーを購入して変化を楽しみにしている人もいますが、残念ながらボロボロになるだけです。
販売さんも買おうとしているのにわざわざ「それ合皮ですよ」とは教えてくれないので気づかない人も多いでしょう。
通販サイトでも分かりにくくなっているものも多いです。
次に値段ですね。
物によりますがやはり本革のが高いです。
この値段がネックでして、それなりのレザーを買うとなると本当に値段をかけなければいけません。
安い物自体はたくさん売っていますが、レザーは値段勝負なので難しいですね。
レザーはユニクロや無印良品が低価格で良い物を提供しているわけでもありません。
ですので欲しくなってしまったら頑張ってお金をかけるしかありません。
少し気になっている程度でしたら買わずに他にお金をかけるのが賢明です。
最後に雨への強さも違います。
合皮は本革と違って雨に強いです。ですのでガシガシ使えるのは合皮ですね。
急な雨でも安心です。
本革ですと結構ビクビクしながら使うことになります。
急に雨が降ってくると本当にへこむものです。
他にも細かい違いはありますが、大きく分けてこの3つを覚えておきましょう。
特に最初の寿命についてはしっかり覚えておきましょう。
PUレザー
PUレザーは合皮です。何の略かと言いますとポリウレタンレザーの略です。
このポリウレタンという素材は数年で寿命がきてしまいボロボロになります。
柔らかくしなやかなのが特徴。
スキニ―パンツなどにも良く使われている素材なのでご存知の人も多いかもしれません。
ただスキニ―パンツの場合は先に膝抜けが起きるのであまり気にしなくて平気です。
スプートニクス トートバッグ
お値段約5000円という驚異的な安さ。
合皮なんだから安くて当たり前だろ?と思うかもしれませんが、そんなことはありません。
これは相当安いです。特にブラックなら風合いも誤魔化せえるのでおすすめ。
ただ形は大して良くありません。
形が良ければ猛プッシュしたい商品でした。
PVCレザー
続きましてPVC。これも合皮です。
こちらはポリビニールプロライドの略。いわゆる塩化ビニル樹脂です。
PUレザーと同じく寿命があります。
ジャムホームメイド トートバッグ
こちらがPVC素材のトートバッグです。
画像クリックでサイトに飛べますが、この商品説明ですと合皮だと分からない人も多いのではないでしょうか?
素材表記がsynthetic leather。
ただこれ合皮は合皮なんですが形は凄く良いです。
合皮で機能性も悪く、使い勝手はよくありませんが形はすこぶる良いです。
これで2万円ちょっと。
この商品がというわけではありませんが、あくまで一般的にはPUレザー>PVCレザーだったりします。
あくまで平均的な素材の価値としてはです。
素材を販売している通販サイトなどにいけば価格差があるのがよく分かるでしょう。
正直に書いているので良いところ悪いところ書いていて余りおすすめしてないのかな?と思われるかもしれませんが2つとも相当良い部類です。
誤解のないようお気をつけて下さい。
レザーバッグを探している人は中々良い物に巡り合えないorようやく見つけたけどとても買えるような値段ではないことが多いと思います。
レザー製品は探すのが本当に難しい。
値段も高いので選ぶ際は慎重に。