肩ひじ張らないオシャレと聞いてピンときますか?
「エフォートレス」だったり「気の抜けた」なんて表現でもあります。
今回は珍しくそういった抽象的な話。
エフォートレスの難しさやその理由、コツなどを紹介します。
肩ひじ張らないオシャレとは?
「エフォートレス」「気の抜けた」なんて表現される肩ひじ張らないオシャレ。
レディースではそれなりに聞きますし目指している人も多いでしょう。
でも、男性ではあまり聞きません。
というのも難しいから。
元々女性に比べてオシャレではない男性にとって肩ひじ張らないオシャレはハードルの高いもの。
それに素材勝負になりやすいのでメイクが出来ない男性にはベリーハードなオシャレです。
女性はメイクが出来るので素材をいくらでもいじれますからね。
男性は努力のしようこそあるものの限度はあります。
肩ひじ張らないオシャレとは頑張った感のないオシャレ
頑張った感がないとはどういう状態を指すのでしょうか。
それは不自然さがない状態です。
不自然さを減らせば減らすほど頑張った感は出ません。
自然であればあるほど頑張った感は出ません。
極端なシルエットを作らない
冬なら基本のYラインシルエット。
ビッグシルエットのアウターを着て細いパンツを履いて上半身と下半身でメリハリを出せばスタイルは綺麗に見えます。
でもこれは頑張っているし不自然さがありますよね。
極端な色使いはしない
当ブログでは基本的にモノトーンを推奨していますが、白と黒だけで作られたコーディネートには若干不自然さというか固さのようなものがありますよね。
原色やモノトーンのパッキリした色よりもダークトーンやペールトーンの方が私服としては自然です。
とこのように肩ひじ張らないオシャレとは初心者にとことん優しくないオシャレです。
スタイルを良く見せれない上にモノトーンオンリーも封じられる。
この条件下でオシャレだと思わせるコーディネートを構築しなければなりません。
肩ひじ張らないオシャレのコツ
オシャレだと思わせるには勿論デタラメではいけません。
限られた条件下で周りとの違いを出す必要があります。
自然な格好でなければいけないのに周りと違うって難しいですよね。
コツは素材です。
艶だったり、編み目だったりで表情を足すとコーディネートは洗練されて見えます。
おすすめはニット
ハイゲージのニットだったら艶が、ローゲージのニットだったら編み目があります。
zerokarahazimeru.hatenablog.com
※ハイゲージ、ローゲージが分からな人は↑をチェック!
このニットを攻略できれば一歩前進。
ニット自体高価なアイテムですので差別化には持って来いです。
それに今だとスプリングニットやサマーニットもあるのでオールシーズン対応可能。
そんなニットを攻略すればオシャレに近づけると思いませんか?
もう一つのおすすめは艶のあるデニム
デニムという気の抜けたラフなアイテムを上品に使うには艶が必要。
上品さが欲しいのでクラッシュされた男くさいデニムではなく艶のある品のあるデニムが好ましいです。
例えばアーペーセーのプチニュースタンダード。
微光沢ですし細すぎないテーパードシルエットで自然に上品なデニムです。
デニムの時点でとてもカジュアルで気の抜けた印象を与えてくれるので自然な格好なのに上品だと思わせるには最適。
季節を味方に付ける
季節はファッションに理由をもたらしてくれます。
寒いからストールを巻く、暑いから半袖を着る。
どちらも自然なことですよね。
ストールを巻けば小顔に見えますし、半袖を着ればAラインシルエットが作りやすくなります。
どちらもオシャレに見せるには役立つ小技です。
これを自然に使うには季節を味方に付けることが不可欠。
文字にしてみれば簡単なことですが理解してやるのでは大違いです。
理由があれば不自然な着こなしも自然に見せることが出来るものです。
見た目も重要
最初にも述べましたが肩ひじ張らないオシャレとは難しいものです。
元々オシャレな人が目指したり、レパートリーとして持っておく類のものでいきなり目指すものではありません。
それにスタイルや顔自体が問われるファッションでもあります。
洋服だけでなく、顔、姿勢、歯、爪、身長、筋肉、所作など見た目に関する全てにおいて問われる度合いが高まります。
洋服が主役にならないファッションなので自分自身にスポットが当たるわけです。
外国人ならサマになりますが、日本人だと難しい典型のファッションです。
だからと言って駄目だと言っているわけではありません。
個人的にはとても好きなファッションの一つです。
難しいからと言って挑戦しないのはつまらないですよね。