アンダーアーマーで有名な株式会社ドームが手掛けるサプリメントブランド「DNS」
DNSカフェというブランド名を冠したカフェが展開されているほど、確立された地位を築き上げています。
そんなDNSが取り扱っている、ホエイプロテインストイックというプロテイン。
名前からして只ならぬ気配の漂うこのプロテインを実際に飲んでみたので、徹底して解説していきます。
ホエイプロテインストイック とは?
ホエイプロテインストイックは、その名の通り究極的にストイックなプロテインです。
プロテインにはタンパク質含有量といって、製品のグラムあたり何パーセントのタンパク質量が含まれているかという値があります。
大体のプロテインが60%から80%前後のタンパク質含有量であり、80%を超えてくると高い含有量だと言って良いでしょう。
そんな中、ホエイプロテインストイックはタンパク質含有量が97.6%。
ストイックすぎます。
タンパク質含有量が高いが故に、タンパク質1gあたりの摂取カロリーも自然と抑えられます。
余計な味付けも一切なく、プロテイン初心者の方は味に抵抗があるかもしれません。
最近はビタミンやミネラル、他の成分が添加されているプロテインも増えてきています。
しかし、ホエイプロテインストイックはタンパク質含有量を突き詰めることに一切の妥協がなく、ビタミンやミネラル等の添加も一切行っておりません。
ホエイプロテインストイックの特徴は、「タンパク質含有量がとてつもなく高い」という一点に特化しています。
あえて付け足すのであれば、「低カロリー」で「味もストイック」であると言えるでしょう。
とにかく質の良いタンパク質を単体で摂りたい、といったトレーニング中上級者や、初心者向けのプロテインから一歩進んでみたい方におススメなプロテインです。
DNSホエイプロテインストイックの外観
プロテインとしてメジャーなパッケージタイプです。
袋の厚みも十分にあり、ジッパーもしっかりしていて耐久性にも問題は無さそうです。
他のDNSのプロテインのパッケージでは割とスタイリッシュなポーズの写真が使用されています。
しかし、ホエイプロテインストイックで使用されている写真はどう見てもボディビルディングの大会等で使用されるアブドミナル&サイという腹筋を強調するゴリゴリのポージング。
ご多分に漏れず、デザインもストイックであると言わざるを得ません。
溶けやすさは良好
水200mlに付属のスプーンの半分(約25g)を入れてシェイク。
泡立ちはほぼないですし、溶けやすいですね。
ただ、多くのプロテインに見られるのですが、微妙に極小のダマのようなものはシェイカーに残っています。
ダマと言っていいのか微妙なレベルですし、溶け残ったという感じでもないので、そこまで問題はないと言って良いでしょう。
味はない?
味がありません。
「あれ?」と思って、ふたくち飲んだほどです。
何となく苦い風味はあるのですが、ほとんど味と呼べるものはないと言ってよいでしょう。
美味しくもなければ、不味くもないですね。
ただ、水に比べると少し風味はあります。
そして、その風味が水に比べて飲みやすいか飲みにくいかという基準でいくと、間違いなく飲みにくいです。
ホエイプロテインストイックを味目的で買うという人は、おそらくいないのではないでしょうか。
タンパク質
冒頭でも少し述べましたが、ホエイプロテインストイックのタンパク質含有量は97.6%です。
80%を超えるとタンパク質含有量が高いと言われている中、90%越えはタンパク質含有量を強くウリにしている製品でないとまず超えられないラインだと言えます。
その含有量が故に、一食当たりのタンパク質摂取量も自ずと高くなります。
ほとんどのプロテインが一食あたり10gから20gで推奨量を設定している中、ホエイプロテインストイックは23.3gが一食の推奨量になっています。
これは厚生労働大臣の定める日本人の食事摂取基準において、成人男性に必要なタンパク質の三分の一強、成人女性の二分の一弱にもなります。
男女ともに食事一食分で必要なタンパク質はゆうに超えられるということですね。
これだけタンパク質量が多いと、運動やトレーニングを行う方がその直後にタンパク質を補給する目的で飲むのが一番効果的ですね。
もちろん、低カロリーなので間食としての使用にも適しています。
成分
一食25gあたり
エネルギー / 95.5kcal
タンパク質 / 23.2g
脂質 / 0.1g
炭水化物 / 0.1g
食塩相当量 / 0.4g
成分については見ての通りもはや解説するところがありません。
余計なビタミンやミネラルの添加がなく、只々タンパク質のオンパレードです。
どうせ飲むならビタミンやミネラルが含まれていた方がお得で優秀ではないのか、という考えもあるでしょう。
しかし、ビタミンやミネラル単体でも優秀なサプリメントはありますし、食事でも栄養バランスを考えるのは重要なことです。
プロテインのみで食生活を送るとなると、栄養豊富であることに越したことはないのですが、個々の状況を踏まえると誰しもにとってプロテインにビタミンやミネラルの添加が必須というわけではないのです。
以上のことからも、ホエイプロテインストイックが栄養に関してまだ無関心な初心者向けのプロテインでは無いことが伺えます。
またタンパク質含有量がこれだけ高いと、製作時のタンパク質の生成方法が自ずと決まってきます。
ホエイプロテインストイックはWPI製法という方法を用いて作られており、その特徴としては牛乳でお腹を下してしまう乳糖不耐症の方も飲めるという点があげられます。
気になるお値段は?
ホエイプロテインストイックの値段は、
1,000g(40食分)6,500円 税別
です。
1キログラム単位で揃えた時のプロテインの相場は2,000円後半~から7,000円程。
そうすると、ホエイプロテインストイックはかなり高い価格帯のプロテインと言えますね。
一食あたりいくらかタンパク質1gあたりいくらか、といった比較も出来ます。
しかし値段にはパッケージの質や製品の味、ビタミンやミネラルの要素なども絡んでくるので、ここでは相場の中で高いという認識だけ持って頂ければ良いでしょう。
基本的にはタンパク質の量が多ければ多いほど値段も高くなる傾向にあるので、そのタンパク質含有量の高さからホエイプロテインストイックの価格が高くなるのは当然と言えます。
DNSホエイプロテインストイックレビューまとめ
外装:パッケージが安っぽくないか。頑丈なつくりか。
★★★★★
味:味が美味しいか。飽きないか。
★★☆☆☆
タンパク質量:一食で十分なタンパク質量がとれるか。タンパク質含有量が高いか。
★★★★★…★
栄養:ビタミン、ミネラルが豊富か。魅力的な成分が含まれているか。
★☆☆☆☆
値段:プロテインの相場の中で高いか安いか。
★★☆☆☆
あまりにも一点特化型の製品なので、タンパク質の項目を星五つ以上にしました。
製品のクオリティもさることながら、DNSはサイトで筋肉格言というコーナーを設けていたり、プロテインのパッケージの説明文も煽ってくるような書き方をしていたりと、モチベートに力を入れている印象です。
実際、ホエイプロテインストイックのパッケージの裏にも、
タンパク質だけ摂りたいか?
「ストイック」が答えだ。
という文字が書いてあります。
DNSが運営しているサイトには中上級者がみても楽しめる、むしろ中上級者だからこそ楽しめるようなコンテンツが豊富にあります。
こういった些細なモチベート要因というものはトレーニングにとって意外と重要なもの。
DNSホエイプロテインストイックは、そんなモチベートの手助けにも一役買ってくれるプロテインだと言えるでしょう。
もうドラッグストアに置いてあるようなプロテインは飲み飽きたという方や、トレーニングが習慣づいてきてワンランク上へステップアップしたいという方は、DNSホエイプロテインストイックでストイックなトレーニングライフを送られてみてはいかがでしょうか。
合わせて摂取したいサプリメントはDNS ビタミンスーパープレミアム
必要とされるビタミン各種が充分に配合されています。
たんぱく質だけでなく、ビタミンも摂取したい人は是非お試しください。