ステュディオス、ユナイテッドトウキョウ、ソーシャルウェアとは?TOKYOBASEが擁する3ブランドを解説

TOKYO BASEとは

f:id:penta0602:20171215195526p:plain

TOKYO BASEは暗黒時代を迎えたアパレル業界において、近年稀にみる成功を収めたアパレル企業です。ユニクロやzozotownなど日本人のほとんどが知っている大企業を除けば唯一と言っても良いぐらいの大躍進であり、いま乗りに乗っています。

2017年の頭ごろには一部上場を果たし、ブラックと揶揄されることが多いアパレル企業では有り得ないほどの収入が成果次第では望めることでも有名。

 

だからこそ接客がキツイとも言えるわけですが、商品のコストパフォーマンスは良いので消費者にとっては一長一短でもあります。ちなみに個人的な印象では最近の接客はかなり緩くなったと感じています。

 

昔と違い不快な思いをすることは全くありません。実際のところは分からないので憶測ですが、一部上場を機に少し変わったのでしょうか?

 

今回はそんなTOKYO BASE擁する3ブランド「STUDIOUS」「UNITED TOKYO」「SOCIAL WEAR」を紹介します。

 

若者、セレクト、シンプルなstudious

f:id:penta0602:20171216014806j:plain

最近、ショップ店員がビールを飲みながら接客をしていたことで炎上したのがstudious。ウェルカムパーティでドリンクを振舞っていたという事情があったらしく、多少の誤解を与えたまま情報が拡散されたフシはありますが、元々接客が苦手な人が多かったのもあって大きな話題となりました。

 

とは言え、ブランドとしてはとても優秀なので一見の価値アリです。いわゆるセレクトショップ(商品を仕入れて販売)の形態なのですが、自社オリジナル商品のクオリティが高くオススメ。オリジナル商品の原価率は約40%とも言われており、コストパフォーマンスの代名詞ユニクロに匹敵するほどです。

 

オリジナル商品が素晴らしいのは周知の事実でもありますが、忘れてならないのはセレクト力。他の大手セレクトショップは余りセレクトせずに原価率の低い自社オリジナルばかりを並べているところもありますが、studiousはキッチリセレクトしています。

 

良い国内ブランドを世の中に広めるという意識がかなり高く、好感が持てますよね。

 

 

商品はシンプルなものが多く、シルエットも細身(近年はトレンドの影響も受けてビッグシルエットの商品も増えた)でTOKYO BASEのブランドの中でも若者向けのブランドになります。

 

ただ今期からシンプルな洋服が減り、攻めた洋服が増えてきました。

f:id:penta0602:20171215201430j:plain

http://www.studious-onlinestore.com/products/detail.php?product_id=18318

f:id:penta0602:20171215201552j:plain

http://www.studious-onlinestore.com/products/detail.php?product_id=18754

f:id:penta0602:20171215201741j:plain

http://www.studious-onlinestore.com/products/detail.php?product_id=22859

 

 

大人向け、ハイコスパ、ゆったりなのがUNITED TOKYO

f:id:penta0602:20171216020400p:plain

STUDIOUSと違ってセレクトなしのオリジナルアイテム一本勝負なのがUNITED TOKYO。全てメイドインジャパンで拘り抜いた洋服が多く、コレクション的なデザインが多め。

 

価格帯はSTUDIOUSよりも1段階上なのですがコスパが悪いわけではなく、実は超ハイコスパ。STUDIOUSをも凌ぐ原価率と言われています。

 

シルエットも太目で大人向けのブランドです。

f:id:penta0602:20171216020542j:plain

http://united-tokyo.com/products/detail.php?product_id=6966

f:id:penta0602:20171216020627j:plain

http://united-tokyo.com/products/detail.php?product_id=6941

 

f:id:penta0602:20171216020721j:plain

http://united-tokyo.com/products/detail.php?product_id=6933

 

超コスパ、ベーシックなSOCIAL WEAR

f:id:penta0602:20171216021002j:plain

ユニクロに毛が生えたぐらいの価格帯、アイテムによっては同程度の価格でベーシックでクオリティの高い洋服を販売しているのがSOCIAL WEAR。

 

原価率は驚きの55%と公表されております。現在はzozotownのみの販売で受注生産だけ。なので買ってすぐ手元に届くわけではありません。

 

価格帯はかなり安くて、タートルネックで4000円、ジャケットで9000円、チェスターコートで14000円程度。ほぼユニクロ価格です。

 

「ユニクロ製品はちょっと・・・」という人は必見のブランドです。これを待っていた!なんて方も多いでしょう。

 

洋服自体はstudiousと被るイメージですが、studiousがデザイン性強めてきているので今後は被らないのかもしれません。

f:id:penta0602:20171216022041j:plain

http://zozo.jp/shop/socialwear/goods/26055144/?did=47415136

f:id:penta0602:20171216022132j:plain

http://zozo.jp/shop/socialwear/goods/25862826/?did=47175761

f:id:penta0602:20171216022209j:plain

http://zozo.jp/shop/socialwear/goods/26055868/?did=47419063

 

いずれはSOCIAL WEARがベーシック、studiousがドメスティックライク、UNITED TOKYOがインポートライクといった棲み分けになっていくのでしょうか?

 

いずれにしてもTOKYO BASEの大躍進は今度も止まりそうにありません。

いずれもオススメのブランドです。

/* 目次開閉 */