街を歩けばいたるところにあるインテリアショップ。
近年、ファストファッションのような低価格業態も増えインテリアはより身近に手軽に楽しめる生活の一部になってきました。
ファッションにこだわるのなら暮らしもおしゃれにしたいですよね。
今回は無印良品に実際にいき、インテリアを見て触ってその特徴をレビューいたします。引越しや、模様替えの際にどのインテリアショップに行けばいいかわからない人にもオススメです。
無印良品とは
本ブログでもファッションアイテム比較記事などで度々お世話になっている無印良品。
ライフスタイル全般、移住食全て手がけている総合型ライフスタイルショップのイメージが強いです。
今や無印の家という家自体のデザインも手がけていて無印良品だけで生活することも可能になっています。シンプルで温かみのあるデザイン。
そんなイメージから老若男女問わず愛されるインテリアショップが無印良品です。ちなみにカタログが無料で配布されていました。かなり厚手でカラーページのカタログです。
数百円などで販売しているインテリアショップもあるのでこれは嬉しいポイントですね。家に帰ってからもゆっくりと検討できます。
実際の客層
店舗では多くの方がインテリアを見られていました。
小学生の子供を連れた30代お母さん
20代後半から30代のカップル
40代の夫婦
30代のサラリーマン
60代の女性
夕方という時間帯もあってか年齢も性別も様々な方がいました。比較的共通している点はシンプルな服装。トレンド満載なおしゃれ過ぎでもないし、気を使っていないわけでもない。印象の良いお客さんが多かったです。
家具の平均金額
https://www.muji.net/store/campaign/detail/C17092201
無印良品においてあるインテリアの値段はいくらぐらいなのでしょうか。今回は4人家族、一般的な部屋の広さでの使用サイズで各カテゴリー別に平均価格を算出して見ました。
・ソファ(2.5人掛け)ファブリック・・・約61,000円
・ソファ(2.5人掛け)レザー・・・約170,000円
・ダイニングテーブルW140サイズ・・・約71,000円
・チェア(一脚)・・・約13,000円
・ベッド(セミダブルサイズ)・・・約42,000円
・カーテン(オーダー・200cm×200cm・2倍ヒダ)・・・約35,000円
・ラグ(オーダー・140cm×200cm)・・・約40,000円
ニトリやイケアなど格安インテリアショップと比べると割高感は否めませんが、使用している素材、作りなどを鑑みると全てバランスの良い価格帯になっています。品質の良いものを長く使いたいなら非常にオススメです。
各家具の特徴
ソファ
https://www.muji.net/store/campaign/detail/C17092201
ソファの種類はソファ、リクライニングソファ、ユニットソファ、体にフィットするソファ、ソファベンチの6種類。そこからサイズ、素材、カラーを選べるようになっています。
店内に様々なソファが置いてあると思ったら基本的なソファは1種類のみ。サイズ、素材、カラー違いで非常に印象に違いが出ることが実感できます。
カバーが36種類と非常に豊富。
季節に合わせての模様替えや、カバーを新調してソファの寿命を伸ばしたり活用できます。
ダイニングテーブル
https://www.muji.net/store/cmdty/section/T20006
基本的にはオーク材とウォールナット材の2種類。強度などはそこまで変わらないので色味で選んで問題なしです。
強いて言えば褪せたような色味で木目が目立つのがオーク、濃い色で艶があり美しい木肌がウォールナットです。
1本の木からそのままを切り出した無垢材を使用しているので、風合いと強度に優れています。
1cm単位から幅、奥行き、高さもオーダーできるのも魅力です。
シェルフ
https://www.muji.net/store/pc/user/homewares/combinable/unitshelf.html
収納家具として使い勝手の良さが木になるシェルフですが、無印良品ではユニット・スタッキングの種類があり自分の用途に合わせて自由に選べます。
ユニットシェルフはステンレス、スチール、パイン材から素材が選べそれぞれサイズ、パーツが選べます。
組み合わせ次第でシンプルなシェルフからハンガーラック、デスクにもなります。
筆者もステンレスシェルフをデスクとして使用しています。
収納も同じ素材で揃えられるのでお部屋がかなりすっきりします。
カーテン
https://www.muji.net/store/cmdty/section/T20010
オーダーカーテンが注文可能。カーテンのスタイルを決めてから生地を選びます。
天然素材であるリネンからウール、デニム地まで選べ、自宅で洗えたり防炎機能がついている機能素材もあります。
遮光裏地や形態安定など追加オプションも豊富。
生地自体は無地のシンプルなものが多く柄物はあまり見られませんでした。注文後、10日程度で仕上がります。
ラグ
https://www.muji.net/store/cmdty/orderrug/
形状、サイズが指定可能なオーダーラグが注文可能。
約20種類+カラーバリエーションから注文できます。各種類3色以上はあるのでイメージ通りのラグが必ず見つかるはずです。
踏みごこちが柔らかで比較的安価な化繊のパイルラグから毛足の長いシャギー、しっかりとしたウールラグなど種類も豊富です。
注文後1週間から3週間での仕上がりです。
無印良品の魅力
トレンドに流されない木材そのままの色や生成りのホワイト、グレー、薄いブルーなど柔らかい色味を多用。
素材も木材やスチールが多く、決して濃い色は多用しません。
また、スタンダードで使いやすいシンプルなデザインが多いです。
シェルフの引き戸なども直感で使用できるディテール、家具の高さもやや低めで日本人に合わせたサイズ感になっています。
丸みを帯びているデザインも多く、見た目の柔らかさや怪我防止などユーザーを考えたデザインにもなっています。
インテリアショップにおいて以外に個性の出やすい照明のラインナップも決して奇抜ではありませんが、電気屋で売っているようなおしゃれさのないものでもないです。
お客さんが使いやすいように自分でカスタマイズできるアイテムも多くあるのが無印良品の魅力。テーブルやシェルフ、ソファ、ベットなど主要な家具のほとんどはサイズなどを自分好みに注文可能です。
店舗内に相談カウンターがありアドバイザーが常駐している店舗もあるので気軽に相談ができ、お部屋作りを手伝ってくれます。
無印良品オススメアイテム
体にフィットするソファ
https://www.muji.net/store/cmdty/detail/4934761049182?searchno=2§ionCode=S10305
通称「人をダメにするソファ」として一時期話題になりました。試された方も多いのではないでしょうか。
体の重心に沿うようにビーズが動き体を包み込んでくれます。
その魅惑的な使用感だけでなくデザインも一級品。ほぼ球体のミニマルなデザインは普通のソファの代わりに置くだけで圧迫感がなくなりお部屋がスッキリと広く感じます。
カバーも種類豊富にありお部屋のテイストに応じて選べるのも魅力ですね。
色違いで複数並べても可愛いです。
ウォールナット材ミラー大
https://www.muji.net/store/cmdty/detail/4549337154520?searchno=2
鏡は大きくなればなるほど価格も比例するもの。
こちらはフレームに天然木を使用していながら1万円台です。
歪みのない綺麗な鏡面で幅もしっかりあり一歩離れれば男性も全身がしっかりうつります。
安価なスタンドミラーは脚がチープなものも多く倒れる心配もありますが、これはしっかりとした太い脚で安定感抜群。
フレームのウォールナットのツヤと重厚感から価格以上の高級感が感じられ、お部屋を引き締めてくれます。
ユニットシェルフ(スチール)
https://www.muji.net/store/cmdty/detail/4934761179629
自分の用途に合わせて注文出来る、言うなればオーダーメイドのような収納家具です。
特にスチールは軽量でステンレスよりも安価なのでオススメ。
シルバーの無機質でミニマルなデザインはサイズを大きくしても部品を多用しても圧迫感がなく、部屋のテイストの邪魔もしないので安心です。
アイデア次第で必ずあなたの生活に欠かせないものになります。無印のwebサイトにシュミレーターもあるのでぜひお試しください。
スチールサイドテーブル
https://www.muji.net/store/cmdty/detail/4548718115129?searchno=2#&gid=1&pid=5
マットなカラーリングでシンプルなインダストリアルなデザイン。
こうしたサイドテーブルはいかに天板がコンパクトでも脚部が太いと途端に圧迫感が生まれてしまうもの。こちらは極細のデザインでスッキリとした見た目を保っています。
またインテリアでおしゃれと感じる大きな要因はいかに生活感が感じられないか。
一見、サイドテーブルとは分からないデザインがごちゃつきがちなリビングをスッキリ見せてくれます。
マグカップも雑誌も新聞もまるで海外の部屋の一部にように見えるでしょう。
無印良品レビューは以上です
インテリアを今より少しおしゃれに整えたい、でもおしゃれ過ぎない、清潔感があり洗練された誰もが好きな感度での絶妙なおしゃれを体現していました。
シンプルで温かみのあるテイスト、価格は抑えたいけれど長く使えるインテリアが欲しいというような方にはオススメ。
どんな家具を揃えればいいか、迷ったらとりあえず無印良品に行ってみるのがオススメです。