みなさんストライプシャツの選び方知っていますか?
もちろん好みで選べば良いんですが、見るべきポイントというものがたくさんあります。
そのポイントを抑えた上で吟味したほうが確実に良品を選べるでしょう。
今回はそんなストライプシャツの話。
ストライプとは
http://item.rakuten.co.jp/fulful/464042/
説明するまでもありませんが念のため。
画像のようにボーダーが縦になったとうな柄がストライプです。
つまりこの柄を使ったシャツがストライプシャツと呼ばれるわけですね。
ストライプは柄物を取り入れようとなったら最優先で検討すべき柄です。
柄自体に強いイメージもありませんし、シンプルなので取り入れやすい。
ボーダーの次に簡単な初心者向きの柄と言えるでしょう。
合わせやすいストライプシャツとは
キーワードは「ブロード生地のレギュラーカラーで細幅のストライプ」です。
一つずつ解説していきますね。
ブロード
これは生地のことです。艶があるのが特徴です。
逆にオックスフォードですとガサガサしていてカジュアルな生地です。
ユニクロでも無印良品でも行けば両方取り扱っているので一目で違いが認識できます。
で、なんでブロードが良いのかと言いますとストライプという柄が入っている時点でカジュアルだからです。オックスフォードですと生地もカジュアルなのでカジュアルに行き過ぎてしまうためブロードを選択しましょう。
といっても基本的にストライプシャツはブロードなのでそこまで心配する必要はありません。
レギュラーカラー
カラーとは襟のことです。レギュラーカラー以外ですとボタンダウンカラーがあります。こちらは襟にボタンが付いているもの。
http://matome.naver.jp/odai/2142018033538094001/2142025318903640803
見えるか分かりませんが上の写真のように襟にボタンがあるものがボタンダウンです。
逆にボタンがないのがレギュラーカラー。
http://www.nicoleonlineshop.com/shop/nicoleonlineshop/item/view/shop_product_id/2011
これは襟にボタンがついていないですよね。これがレギュラーカラーです。
そして襟自体がないものをノーカラーと言います。これは後述するユニクロの商品で出てくるのでそこで確認しましょう。
何故ボタンダウンを選ばないかというと先ほど同じ理由でボタンが付いているとカジュアルになるからです。
実は基本的にブロードを選ぶとレギュラーカラーになるのでこれも大概は無意識でも平気なんです。
たまにブロードでボタンダウンのシャツもあるので注意。
細幅ストライプ
ストライプシャツで最も印象を変えるのはストライプの幅です。
この幅が太いと強烈な印象を与えるので扱いづらくなります。
幅が細いほうが合わせやすいので初心者はまず細幅を意識して選びましょう。
細幅↓
http://zozo.jp/shop/estnation/goods/12008687/?did=27983945
太幅↓
http://zozo.jp/shop/rawlife/goods/11972537/?did=27523623
これはあくまで「合わせやすさ」を考慮した場合です。
細幅のがオシャレ!太幅はダメ!ということではありません。
高級感のあるストライプシャツとは
シャツではなく「ストライプシャツ」についてです。
ようはシャツに使う場合の「ストライプ」ですね。
ズバリ艶があるかどうかです。
高級ストライプシャツは艶が強烈なものが多いです。
何故艶が多い方が良いかというと発色が綺麗になりストライプという柄が綺麗に見えるからです。
それが高級さを感じさせてくれます。
先ほどの合わせやすさの話に戻りますが、艶のないオックスフォート素材を選んで発色を弱くしても柄が目立たなくなって合わせやすくなるのでは?と思うかもしれません。
それは確かにその通りなのですが、高級感は掻き消されてしまうのでブロードにしましょうと述べました。
どうせなら高級感残した方が良いですよね。
話しが飛び飛びですみません。
では実際に艶のあるストライプシャツを見てみましょう。
これはイギリス発の高級生地メーカーであるトーマスメイソンを使ったストライプです。艶が強烈。
中級者編ストライプの選び方
基本的なことは上記で述べた通りです。
ここからはもう少し深い話。
ユニクロのストライプシャツを使って解説します。
ユニクロ エクストラファインコットンスタンドカラーブロードストライプシャツ
http://www.uniqlo.com/jp/store/goods/180779#thumbnailSelect
さてここで出てきました。ストライプシャツなのにボタンダウン。
ただここで言いたいことは違うことなのでこのようにたまにあるということだけ覚えておいて下さい。
注目してほしいのは「色毎のストライプの幅」です。
色毎というのが重要ポイント。
このシャツはネイビー(ほぼ黒)とホワイトで出来たストライプなんですが、両者の幅が同じですよね?
幅を確認したら次に↓コチラを見て下さい。
ユニクロ エクストラファインコットンブロードスタンドカラーストライプシャツ
http://www.uniqlo.com/jp/store/goods/188493
こちらは明らかにネイビーのほうが幅が太いです。
ここで先ほどの艶の話を思い出して下さい。
ストライプシャツはより艶が強烈な方が高級感があります。
で、実は艶ってホワイトは出にくいんです。
同じ素材を使ったとしたらブラックやネイビーなど方が艶が良く分かります。
つまりこのシャツのようにネイビーの幅が太いほうが簡単に高級感が出せるわけです。
ネイビーの幅が太いということはより艶が目立つ範囲が増えるということですからね。
ただしホワイトの幅が少ないと爽やかさ加減は減ります。
ストライプシャツって何故か爽やかさがありませんか?
あれはホワイトが目立っているからです。
青系ストライプですと寒冷色で涼しさがあるのでより爽やかさが出ます。
このように洋服は一長一短であり、オールオッケーというものはなく使い方次第です。
でもその一長一短を理解して選んで使えばコーディネートに生かすことが出来ます。
なのでしっかり理解することが重要です。
今回複雑な話で分かりづらかったと思います。
たまにはこんな話も良いかなと・・・。
ちなみにユニクロのシャツを2枚比較して下記のスタンドカラーのが高級感があると説明しましたが、これはスタンドカラーなので実は合わせにくいです。
襟の持つ効果ってもっともっと大きな要素なので艶がどうこうの世界を凌駕します。
ですが、スタンドカラーにはスタンドカラーだからこそ出来る合わせ方もあるのでこれも一長一短。
ジャケットと合わせるならスーツっぽさを消すのにスタンドカラーのが優秀ですし、裾だけ見せたい時にも使えます。
色々難しいと思うのでまずは最初に述べた「ブロードでレギュラーカラーで細幅」を意識して選んでみて下さい。
シャツは一枚で着てはダメ
シャツを一枚で着るとシャツにダメージが残ります。
それに汗も目立ちますし中にインナーを着用しましょう。
シャツからインナーが除くとダサいのでタンクトップですと間違いなし。
安価の鉄板タンクトップ。
体を綺麗に見せてくれるタンクトップです。