アウターは比較的金額も高く、そうポンポン買えるものではないので失敗出来ないアイテムですよね?
なので今回は失敗しにくいアウター特集。
実はアウター自体に難易度があるんです。
初心者はわざわざ難易度の高いアウターに挑戦する必要はありません。
そのアウターが何故難しいのか、何故簡単なのかまで解説。
これを読めば買うべきアウターが分かります。
アウターの難易度を決める要素は「丈と襟」にアリ!
http://zozo.jp/shop/mackintoshphilosophy/goods/9651293/?did=23793202
アウターの難易度は大きく分けて「丈と襟」で決まります。
丈は着丈の長さのこと。
襟はあるのかないのか。
最初に着丈から話します。
着丈は短いか長いかはっきりさせるべし
着丈は長短はっきりさせないと一気に難しくなります。
といっても限度はあるので画像を交えて解説しますね。
着丈が短い場合
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短い着丈の場合はこのようにインナーの着丈をやや長めにすることで一気にスタイルを綺麗に見せることが出来ます。これは馬鹿に出来ない効果があってオシャレな人は無意識にやっています。
ただしこれは着丈が長いロングコートになると出来ないですよね。
どうにかして無理やりやっても不自然で違和感が強く上手くいきません。
着丈が短すぎても難しい
http://zozo.jp/shop/dsquared2/goods-sale/5567491/?did=16492044
とは言え着丈が短すぎても難しいものです。
それはインナーとの丈差が長すぎると違和感があるからです。
「ちょっとインナーのが長い」程度が自然で良いバランスになります。
着丈が長い場合
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着丈が長い場合の利点はYラインシルエットが作れることです。
このシルエットは非常に万能で痩せていても太っていても隠せてしまいます。
「そうじゃなくて鍛えろよ!」という意見もあるでしょうが、現実問題日本人男性のほとんどは決して綺麗な体型をしているとは言えません。
だったら着こなしでカバーする方法を提案する方が現実的でしょう。
勿論鍛えて体型を整えることは非常に重要なんですが...。
話をYラインシルエットに戻します。これはトップスの面積が大きくパンツの面積が小さいシルエットです。そうすることで不思議と体型を綺麗に見せてくれるんですね。
ちなみにAラインシルエットというものもあります。
Yラインシルエットの逆ですね。
これ着丈が短いので使えると思いがちですが、寒くなってくると上半身は防寒性が重要になり必然的にボリュームが出ますので使いにくくなります。
Aラインシルエットは使えることには使えますが、あまり出番がないものを初心者におすすめするべきではないので説明を省きました。
着丈が長すぎる場合
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膝下までくるぐらいの着丈になると違和感とまでは言いませんが、いささか不自然でファッショナブルな着こなしになります。
個人的には凄く格好良くオシャレだと思いますが、初心者が手をだすべきではないことは明白。
膝より上程度が適度でしょう。
襟はあるに越したことはない
もうこれは洋服全般に言えることなんですが、顔を小さく見せることは非常に重要なことです。そしてそのためには顔の近くに「何かが」あることが必要です。
それを叶えてくれる一つが襟です。
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このように顔の近くに襟があるだけで全然違います。
元々の顔の大きさなんて気にならないぐらいの効果があるので超重要。
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襟でなくても「何かが」あれば勿論平気です。
なのでこのようにファーでも問題ありません。
ただ襟についてですが、着丈ほどシビアになる必要はありません。
もし襟がないものでしたらストールを巻けば解決するからです。
襟がないならストールで小顔に見せるだけです。
それで万事解決。
ですので初心者が本当に気を付けるべきは着丈のみです。
これなら簡単ですよね。
初心者が手を出すべきアウター秋編
より使いやすいようになるべく着丈と襟が両立しているものを選びました。
ダウンベスト
http://www.uniqlo.com/jp/store/goods/178773
まず最初にダウンベスト。
これがイチオシでもあります。
着丈がやや短めかつ襟位置が非常に高いのがダウンベスト。
しかも季節的にも長い間活躍しますので初心者こそ手に入れるべきアイテムです。
そして今ならラッキーなことにユニクロでそれなりのものが安く手に入ります。
zerokarahazimeru.hatenablog.com
デニムジャケット
http://www.uniqlo.com/jp/store/goods/184698-68#thumbnailSelect
続きましてデニムジャケット。
デニムジャケットは着丈が短いので「短すぎない」ものを選ぶ必要があります。
その分だけダウンベストより難易度高め。
ただデニムなだけ生地が固く襟も存在感あるので小顔効果が強いです。
生地が薄いと襟が寝るので意味ないですからね。
短すぎないといっても長いものを選ぶのもダメです。
それはデニムジャケットは本来が短いものだからです。
本来あるべき姿からかけ離れるほど不自然になってしまうものです。
昨年の冬に語った「Pコートのボタンを小さくすると不自然」と同じですね。
なのでその辺りに注意して選んでみて下さい。
ちなみにユニクロのデニムジャケットは許容範囲。おすすめです。
zerokarahazimeru.hatenablog.com
初心者が手を出すべきアウター冬編
続きまして冬編。
ステンカラーコート
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襟もあってロング丈なステンカラーコートは非常におすすめ。
春の印象が強いアウターですが暗い色を選べばその心配もいりません。
イチオシ。
モッズコート
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続いてモッズコート。
ファーのおかげで小顔効果が抜群かつロング丈。
男臭い印象が強いので細身のスラックスなどでクリーンに合わせると簡単です。
最後にショート丈アウターを着る際のコツを伝授
ショート丈アウターはボタンを閉めないで着ましょう。
ボタンを閉めると裾から見えるインナーがぐしゃぐしゃになってしまいます。
インナーって基本的に柔らかいですからね。
そしてアウター自体も締め付けられるのでシワがでることが多いです。
シワがないほうが綺麗に見せやすいので要注意。
というかもっと言えばロング丈アウターも閉めないほうが簡単だったりします。
ただショート丈ほどではありませんけどね。
勘違いされそうなので念のためですが、もちろん常に開けたほうが良いと言っているわけではありません。コーディネートによります。
ただ詳しく説明すると難しい話しになるのでそれはまた今度。
今回は初心者に向けた記事であり、出来るだけ簡単に着こなせるものをチョイスしました。
ですから逆に言えば中級者以上の人は参考にする必要はありません。
難しいものにチャレンジして周りをぎゃふんと言わせるも良し、簡単なものを徹底的に極めるも良しです。
「難しいアイテムを着こなしテクで簡単に」という記事もいずれ掲載予定です。
でもその前に秋物やらないといけないですよね。
まだ8月なのに先にアウターの話を書いてしまいました。
要望の多い比較記事は「テーラードジャケット」「バスクシャツ」「レインブーツ」「リュック」「ジャージ」辺りを予定しています。