奇抜なコーディネートがネットニュースなどで馬鹿にされることも多いコレクションですが、今回はそのコレクションから解釈しやすいものをチョイスしました。
そんなの日常で使えないよ...なんてことにはならないのでご安心を。
全13ブランド約20コーデになっています。
着こなしからアイテム単体のポイントまで紹介しているので気になったブランドがあれば是非検索してみて下さい。
- VALLIS by FACTOTUM
- STILL BY HAND
- BURBERRY
- STRATEAS CARLUCCI
- sacai
- KAZUYUKI KUMAGAI
- ETHOSENS
- ETUDES STUDIO
- DISCOVERED
- SEVESKIG
- ATO
- TROVE
- REMI RELIEF
VALLIS by FACTOTUM
ハイネックに細身パンツとシンプルな秋コーディネート。
こういったコーディネートをする際はトップスのニットに艶感があると洗練されて見えます。
「あいつはいつも○○着てるな~」と思うとき大概その○○はアウターだったりトップスだったりですよね。
コーディネートの印象を左右するのはトップスなのでここに力を入れるのがおすすめ。
STILL BY HAND
ここのコレクションを見るといかに顔周りのケアを大切にしているのかが分かります。
写真のようにアウターの襟を立てたりもですが、ストールを巻いたり、タートルネックをインナーにしたりなどとても気を使っています。
これはモデルさんよりも標準体型な我々こそ意識すべき着こなし。
スタイルを良く見せるだけでオシャレになれるわけではありませんが重要なことの一つです。
BURBERRY
バーバリーお得意のジャージインナー。
バーバリーのコレクション画像を見ると分かりますが、ジップインナー×アウターの組み合わせがたくさんあります。
実はこれがビッグシルエットトレンドには非常にマッチします。
ビッグシルエットのアウターですとコーディネート全体を占める範囲が非常に大きくなるので柄物だったり色があったりすると着こなしが難しくなってしまいます。
なので無地かつ黒が主流になるんですが、そうなると今度は全体的に暗い色だけになりがち。
やってみれば分かりますが、パンツで明るいものを使うのはとても難しい着こなしで簡単なのはインナーです。
そうなると顔周りをカバーしてくれつつジップで色を入れてくれるジャージインナーは二重で助けてくれる良アイテムになるわけです。
STRATEAS CARLUCCI
ここで袖の重要性を認識したいです。
顔周りをカバーすればビッグ感は大分軽減されますが、それでも袖が長いと打ち消しきれない良い例。
ビッグサイズ感が物凄いですよね。
sacai
ギャルソン出身のデザイナーが手がけるブランドsacai。
まず上半身に注目して貰いたいです。
よく見ると派手なカラーの見える面積は意外と少ないですよね。
ビビッとなカラーでもこのようにチラ見せ程度にすれば十分日常着に落とし込めます。
そしてパンツ。
パンツだけで見ると派手ですが、コーディネート全体でみると幾分溶け込んでいますよね。
これはインナーと色味を合わせているからです。
こうすることでコーデ全体の色数も増えませんしまとまりも出ます。
柄物アイテムを買ったけど目立ちすぎて使いこなせい時は他のアイテムをその柄物に寄せると上手くいきやすいです。
KAZUYUKI KUMAGAI
ビッグアウター攻略の肝は顔周りの良い例。
フードの立ち具合が素晴らしいパーカを中に着ることでアウターのビッグ感を見事に打ち消しています。
ストライプ柄インナーはモノトーンでも映えるし意外とやっている人も少ないし簡単なのでおすすめ。
写真のように裾からちょろっと出すだけでもメリハリがつきます。
セットアップは簡単ですけど、スーツを崩したスタイルなので、もう一歩上の「変わった着こなし」はしにくいです。
そこでおすすめなのがセットアップ自体を変なアイテムにすることです。
例えばこのセットアップは強烈なシワ感を付けた変わったセットアップ。
あまり突飛なものを選び過ぎると難しくなりますがちょっと変わった程度なら簡単に着こなせるのでおすすめです。
上記3つの画像は全てモノトーンですけど地味な感じはありませんよね。
ビッグシルエットだったり柄だったり素材だったりどこかで「普通でない」ポイントを織り交ぜているからです。
ETHOSENS
無地で無難なカラーでも周りとしっかり差別化出来て変な着こなしにもならない「エトセンス」。
レイヤードやデザインで差別化しているから変な印象にはなりません。
デザインも遊び過ぎてないので抵抗なく受け入れやすいです。
スタイルが良いシンプル好きな人におすすめなブランド。
ETUDES STUDIO
ただの好みで選びました。
このパンツはモノトーンではありますが、ワイドシルエットで柄物パンツと高難易度のアイテム。
しかも柄が明るいので余計難しい。
同じ柄物でも暗い方が簡単なので柄物に挑戦してみたいという人はまず暗いカラーで構成された柄物がおすすめ。
好みではありますがおすすめしにくいアイテムです。
DISCOVERED
ここから学べるのはアウターのボタンを上だけ閉めるという着こなし。
これにより裾に向かうにつれて外に広がるのでアウター自体がAラインになり、よりボリュームが生まれます。
頭の片隅に入れておくとトップスにボリュームを持たせたい時に役立ちます。
SEVESKIG
結構変わったセットアップ。
ただ先ほども述べた通りセットアップは変わったものを選んでも案外なんとかなります。
例えば今回みたいに柄物を選んだとしても上と下が同じ柄で同じ色味なのでコーディネート全体では色数も色味も変わりません。
なので柄×柄でもうるさくなりにくいです。
といっても写真のようにダークトーンの柄物でないといくらなんでも難しいのでそこには注意。
ATO
サイドラインが入ったパンツに注目。
コートスタイルは「どこでカジュアルダウンするのか」が重要になってきます。
そこで役立つのがサイドライン。
とても簡単な上に周りは余りやらない崩し方です。
ただ良いサイドラインパンツが少ないのが残念。
上下緩くて真っ黒ですが、サイドラインで地味さを消してフードでビッグ感を打ち消した好例。
TROVE
秋冬物でお金貯めて何か買うとなったらアウターを選ぶ人が多いと思いますが、意外とおすすめしたいのが「ストール」です。
アウターと比較して使える期間も頻度も多いです目立ちもします。
普通の大判ストールをお持ちの人は是非1つ勝負ストールを買うことをおすすめします。
TROVEは変わった素材の洋服が多いのでツボにはまる人はハマります。
REMI RELIEF
長年ファッションが好きだと陥る秋冬アウターがコートだらけになりがち。
コートは簡単にオシャレに見せやすいアイテムだけに毎年買う人も多いと思いますが、そうなると似たような物ばかりになりますよね。
そこでおすすめなのがデニムコートだったりシャンブレーコート。
難しいアイテムではありますが、コートを腐るほど持っている人なら容易いでしょう。