ニットを着るのは秋冬だけでないことをご存知ですか?
誰しもが着るアイテム「カットソー(Tシャツ)」
このカットソーをニットに変えるだけで今よりワンランクオシャレになれます。
今回はスプリングニットについて解説します。
カットソーの弱点!周りと同化する?
カットソー(Tシャツ)は誰しもが着るアイテムであり、定番中の定番です。
みんなと同じではオシャレだとは思われません。
かと言って周りと違う格好を!と意気込むとへんてこな格好になりがち。
へんてこな格好ではオシャレになれないのがファッションの難しいところです。
「周りとちょっと違う」ぐらいを狙うのがオシャレに見せるポイント。
「周りとちょっと違う」を狙うにはカットソーは難しいアイテムです。
誰もが着ていますし、安価なものから高価なものまである程度似通っているからです。
勿論、生地の厚さや艶感、バインダーの幅や身幅着丈など細分化して見ていけば違いますし、何でも一緒なんてことはありません。
しかし、ニットと比べるとどうしても違いの幅は狭くなります。
それはニットには編み目があるから。
編み目があると表情が出ますので編み目1つで他のニットと大きな違いが生まれます。
例え同じ色で同じ無地でも印象は異なるもの。
カットソー
ニット
ニット
どうでしょうか?
3つとも同じ色で同じ無地で同じネックで同じ長袖です。
カットソーとニットの違いは大きいですが、ニット同士でも大きな違いがありますよね。
リアルで見ると写真よりも素材感が伝わるのでより違いが大きくなります。
ニットにはカットソーにはない魅力が感じられますよね(カットソーにも魅力はあります)
スプリングニットのメリットとは?
先ほど申した通り、ニットには編み目があるので1つ1つ印象が異なります。
例えばカットソーとニット以外を同じコーディネートで組み立てたとしてもニットの方が味があり、周りと「ちょっとだけ違う」コーディネートになります。
「ちょっとだけ」というのが味噌で、大きく違うわけではありません。
なのでコーディネートに悩むこともありませんし、へんてこな格好にもなりません。
編み目のおかげでシンプルな格好をしてもシンプル過ぎてしまうこともありません。
オシャレなスナップと似せたコーディネートにしてもどこか違う・・・なんて経験はありませんか?
似た色で似たシルエットでも、編み目のあるなしといった一見大したことのないように思える差異で違いが出てしまうものです。
春ニットは買って損なしのアイテムですが、価格がネック。
カットソーと比べると、平気で2.3倍の値段はします。
カットソーだと1万円出せば十分高級な部類に入りますが、ニットだと至って普通の価格です。
ただし、だからこそ、高いからこそ、みんなが買わない/買えないわけです。
みんなが買わないからこそ、持っておくと有利に働きます。
このように「高い」アイテムはデメリットでもありますが、メリットにも成り得ます。
スプリングニットなんて名称ですが、別に秋でも冬でも使えます。
春にしか使えないわけでありません。
見た目に違いがないので、秋に使っていても「あいつ秋なのにスプリングニット着てる・・・」なんてことはなりません。
勿論、防寒面では秋冬用のニットに比べて劣るのでシャツをレイヤードするなりして寒さへのケアは必要ですが。
春初めならスプリングニットをインナーに、春真っ只中ならスプリングニット1枚で、秋ならシャツをレイヤードして、冬ならインナーに
このように夏以外なら通用します。
夏は夏で半袖のサマーニットがありますがここでは割愛。
・差別化しやすい
・コーディネートしやすい
・シンプル過ぎない
・高い(デメリットでもある)
・春以外にも使える
このようにスプリングニットは多少の出費を我慢してでも買う価値があります。
勘違いして欲しくないのですが、カットソーを着ることが駄目なわけではありません。
あくまでニットを着た方が簡単にオシャレに見せやすいという話です。
なので初心者にこそおすすめ。
来月中旬辺りにスプリングニット特集を予定しているのでお楽しみに。