ファッションにおいて大きな印象付けを担うアイテムが帽子です。身体の最も目立つ部分「頭」に着ける帽子はその種類によってコーディネートの印象を大きく左右します。
髪型を変えたり染めたりすると他人から褒められた経験がある方は多いかと思います。それは目立つポイントに変化が生じたから。別人になったかのように見た目が変わる人もいますね。
学生や服装の自由な仕事なら問題ないのですが、一般的なビジネスマンにとって髪型を変えたり髪色を変えたりは現実的ではありません。そこで帽子がおすすめ。
帽子も同様でかぶるだけで簡単に印象を変えることができます。その分、選び方を間違ってしまうと悪目立ちしてしまうリスクも。今回は帽子について種類とおすすめの着こなし方を紹介していきます。
キャップ
まずスタンダードな帽子がキャップです。丸く深いトップにつばが突き出した形。ベースボールキャップと言われ元々は野球選手がかぶっていたものがベースとなっています。
ハイブランドもリリースしているアイテムながら、量販店やスーパーにも売っていたりと非常に身近な帽子です。
夏休みの小学生はほとんどかぶっているイメージですね。ストリート界隈のファッションにも欠かせないアイテムです。そんなキャップでもかぶり方を間違えなければかなりオシャレに使うことができます。
着用のコツは大人っぽいアイテムと一緒に合わせること。
カットソーに短パン、サンダルだとまさに小学生です。しかしシャツ、スラックス、スニーカーであれば一気に大人っぽく、キメ過ぎないための外しアイテムとして機能しおしゃれな印象になります。
ベースボールキャップ
キャップの中でも定番の形です。深めのトップと幅広なつばが特徴。このつばが地面と平行なタイプか曲がっているタイプがあります。おすすめなのは曲がっているタイプ。
つばの曲線が顔となじみより自然に見せてくれます。
ニューエラなどはつばにシールが貼っているものもあります。これは剥がしても剥がさなくてもOKです。特にこだわりがなければ剥がしちゃいましょう。変に目立つ部分もなくなり自然に着用できます。
ジェットキャップ
トップが浅めでコンパクトな印象。頭にぴったりとフィットするようにかぶることができるのでベースボールキャップより控えめな存在感です。
ベースボールキャップが子供っぽく抵抗のある人におすすめです。
ニットキャップ
冬の防寒アイテムという認識もまだまだありますが、こちらも使い方を知るとおしゃれに着用できます。
ニット素材だから冬しか使えない。。と思われがちですが現在は素材を変えロングシーズン着用できるものも増えています。
まずニットといえばウール素材。ふんわりとして保温性が高く秋冬の寒い時期には最適です。そのほかの季節向けにリネンやクールマックスなどの機能素材で作られているものもあります。
機能素材であれば通気性に優れムレにくかったりと真夏以外は着用可能です。
ざっくりとした編み地や明るめの色合いなどこちらも外しアイテムとしての役割。キャップと同様に大人っぽいアイテムと合わせることを意識しましょう。
またかぶり方にも注意が必要です。深めにかぶってしまうと強盗犯のように厳つく怪しい雰囲気に。浅めにすっきりとかぶるのがおすすめです。
ハット
これまでとは違い大人っぽい帽子がハットです。映画などでスーツに着用していたり、漫画やアニメでも大人っぽいキャラクターがかぶっているイメージがあるかと思います。頭周りを覆う長めのつばが特徴です。
種類はたくさんありますがフォーマルな印象が強く、普段着で使おうにも日常には溶け込めないものも。中折れハットやシルクハットなど多くがツヤのあるウール素材を使用して高級感があるものが多いです。
選ぶべきべきポイントはフォーマル感の薄いもの。
つばが長すぎず、くたっとしたシルエットのものであればフォーマルすぎずに着用できます。春夏のラフになりやすい季節や色柄を多用したコーデの引き締め役として非常おすすめです。
フェルトハット
ウールのようなツヤ感が薄く、柔らかな素材感でかっちりとしたイメージも軽減される日常でも着用しやすい程度のフォーマル感です。多くのショップでリリースされウールハットより比較的安く手に入るのも魅力です。
バケットハット
https://www.buyma.com/item/38940028/
現在の帽子のトレンドがバケットハットです。
ハットがベースながら一般的なハットよりつばが短いためキメキメな印象にならず、コットンやナイロン素材などでスポーティな印象があります。
被りやすく街着への親和性も高いためハット初心者にもおすすめです。
以上が帽子の紹介です
闇雲にかぶるのではなくコーデのバランスを考えた上で使うといつもの帽子で簡単におしゃれになります。 キャップ、ニット帽、ハットは持っておいて損はないでしょう。髪型も気にしなくていいので出かける際の時短にもなります。ぜひ記事を参考に帽子を活用していきましょう。