ポニークリーニングは首都圏・中京地域に750店舗以上を構える大手クリーニングチェーンです。
駅の中やショッピングモールの中に入っている店舗もあるので、見たこともあるという方も多いでしょう。
ネット上の口コミを見ていると悪い評判も多いですが、実際にはどうなんでしょうか。
今回はそんなポニークリーニングについて、口コミや実際に利用してみた感想などを紹介していきます。
結論から言うと、他のクリーニングと比べてポニークリーニングをオススメする理由はありません。
その理由も正直に説明しているのでぜひ参考にしてみてください。
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口コミ、評判まとめ
まずは、ポニークリーニングを利用した方達の口コミをまとめたので参考にしてみてください。
1番多かったのはシミが落ちていない、洗った形跡がないという口コミ。
染み抜きで追加料金を払ったにもかかわらず、工場に伝わっておらず染み抜きがされていなかったということもあったようです。
大量にクリーニングしている中で洗い忘れなどが起こるのでしょうか。
管理体制がしっかりしていると信じたいところですが、実際にそう言うことが起きているのであれば残念です。
その次に多かったのが穴あきやボタンの破損などでした。
こちらも大事な洋服をキレイにしたいと思ってクリーニングに出しているのに、むしろ状態が悪化して帰ってくるのはがっかりどころの話ではありません。
また、店員の接客態度が悪いというのもありました、
クリーニングに直接は関係ありませんが、こちらとしても気持ちよく対応して欲しいという気持ちはよくわかります。
かなり少数ではありますが、接客対応がとても良かった、クリーニングした洋服がかなりキレイになったという声も見られました。
接客についてはフランチャイズ店舗なので接客レベルにばらつきがあるのは仕方ないかもしれません。
クリーニングについても均一なサービスを期待したいところですが、工場や担当者によって違いがある可能性はあります。
こんな感じで口コミでは圧倒的に悪い評価が多かったんですが、良い、もしくは普通のサービスを受けた人はこういうところにわざわざ書き込まないので悪い口コミが目立って見える、ということもあるでしょう。
良いサービスを受けたときにはなかなか感想を広めませんが、悪いサービスを受けたときは溜飲を下げるために悪評を言いふらしたくなりませんか?
全ての人に当てはまるわけではありませんが、良い評判は伝わりづらく、悪い評判はすぐ広まるのです。
またネガティブな情報の方がインパクトが強く、印象に残りやすいというのもあります。
100%完璧なサービスができるのがベストですが、大手ということで利用者も多いでしょうしエラーが起きる件数も必然的に増えるでしょう。
ただし、一部とはいえ杜撰なサービスがあったのも事実でしょうし、それに対する対応も真摯ではなかったようなのでそれについては改善されていくと良いなと思います。
とまあ、こんな感じで不安を感じる口コミばかりでしたが、ここからは実際に利用してみるとどうだったのかを詳しく紹介していきましょう。
ポニークリーニングの宅配クリーニングを実際に利用してみた
ポニークリーニングの宅配サービスについて
https://takuhai.pony-cl.co.jp/
今回はポニークリーニングの宅配クリーニングサービスを利用しました。
宅配クリーニングとは店舗まで洋服を持って行かなくても宅配業者を利用してクリーニングを依頼、クリーニング後も指定した住所まで届けてくれるというサービスです。
クリーニング店によって一点ごとの料金か、パック料金かという違いがあり、どちらも選べるところもあります。
一点ごとの料金だと普通のクリーニング店と同じで、シャツなら200円、セーターなら500円というように料金が決まっていて、送った品物と点数に応じて料金が決まる仕組みです。
一方、パック料金は宅配クリーニング特有の料金体系で、決まった点数までなら何を入れても料金が変わりません。
https://takuhai.pony-cl.co.jp/
今回、利用したポニークリーニングの宅配サービスではパック料金になっていて、4点で5400円という料金設定でした。
一点あたり1350円と店舗クリーニングと比べるとやや割高ですが、ポニークリーニングは送料込みの価格になっているので実はそれほど高くありません。
これまで様々な宅配クリーニングを利用してきましたが、相場から見るとやや安いかなという料金でした。
他のクリーニング店では大体送料が1000〜2000円ほど上乗せされるので、そこも含めてみると実際にどのくらいの金額がかかるのか正確に見積もることができます。
クリーニング店によってはクーポンだったり、〇〇円以上の利用で送料無料、というようなキャンペーンをしていることもあるのでお得に利用したい方はチェックしてみてください。
ポニークリーニングの宅配サービスは何を入れても定額料金なので、単価の高いコートなどを入れるようにするとお得に利用することができるので上手く活用しましょう。
店舗でのクリーニングだと、ダウンジャケットやダウンベスト、デリケートな素材のコートなどは高めの料金設定になっています。
素材やデザイン、洋服の状態によっても料金が変わるので実際の料金は店舗に行ってみないと分かりませんが、店舗の料金表も参考にすると賢く宅配クリーニングを利用できるでしょう。
クリーニング依頼の方法
宅配クリーニングでも業者によって依頼する方法は少しずつ違います。
今回利用したポニークリーニングでの依頼手順や、どのくらい時間がかかったかなどを解説していきます。
https://takuhai.pony-cl.co.jp/
ポニークリーニングの場合はホームページで会員登録をしてからクリーニング依頼すると配送キットが届くので、その中に入っているバッグに洋服を詰めて伝票に自分の住所などを記入したら日本郵便に集荷を依頼します。
この時、何点パックを注文するかによって料金が確定しますが、バックの大きさは変わらないようです。
注文したパックよりも多い点数を送った場合は追加料金で対応してくれますが、少なかった場合でも割引にはならないので注意しましょう。
点数が多いパックほど一点あたりの料金も安くなりますが、バッグに入りきらないといけないので気をつけてください。
何点パックにするか選んだら、加工オプションが必要なアイテムの点数を入力します。
簡単な染み抜きなどは無料で行ってくれますが、こちらは追加料金になるので必要だと思ったら利用すればいいでしょう。
続いて、住所などの情報は会員登録をした時のものか別の場所にするかを選ぶことができます。
あまり無いとは思いますが、出先からクリーニングに出して自宅で受け取るなんてことも可能です。
最後に支払い方法を決定したらクリーニングの申し込みは完了になります。
申し込みから2日後に配送キットが届きました。
中身はバッグと伝票、染み抜きや加工オプションの指示書などです。
染み抜きして欲しいものがあったり加工オプションを選択したりしていた場合は指示書を書いて該当するアイテムに取り付けます。
針金がついているのでタグやボタンホールに取り付けるといいでしょう。
付けられるところがないという場合は台紙があるので、指示書にアイテムの特徴を明記してまとめておくことも可能です。
特に指定することがないという場合はつける必要はありません。
伝票がついている紙は裏が注文書になっていて、クリーニングする際に利用するそうなので剥がさないようにしましょう。
伝票の送り主に必要事項を記入したら、折りたたんでバッグの透明なポケットに入れます。
先程も言いましたが、バッグの中身が多いと追加料金が発生しますし、少なくても割引などにはなりません。
パック点数以下でもバッグに入りきらないとダメで、別のバッグやダンボールで合わせて送るのもNGです。
10点くらいまでならアウター類を詰められそうでしたが、それ以上となると厳しそうなので上手く調整して無駄なく詰めるようにしましょう。
今回利用したのは4点パックで、ロングコート、ニットワンピース、ジーンズ、デニムスラックスを詰めましたが、逆にガバガバだったので少し心配でした。
クリーニングに出す準備ができたら郵便局に集荷依頼を出します。
伝票に担当郵便局の電話番号が書いてあるのでそちらに電話してもいいですし、webで集荷依頼をかけてもいいでしょう。
webの集荷依頼は日本郵便のWeb集荷サービスから行えます。
個人的には電話で住所を伝えたり対応を待ったりするのが面倒くさかったのでwebで集荷依頼しました。
地域によっても異なるようですが、午前中に集荷依頼を出せば当日中、午後になっても翌日には集荷が来てくれます。
配達員さんに洋服が入ったバッグを渡せば完了です。
品物が向こうに届き次第、検品、クリーニングをして自宅に届きます。
ちなみにクリーニング依頼した後、洋服を送らずに1ヶ月経つと注文が無効になります。
キャンセル代などはかからないようですが、間違えて1ヶ月経った後に洋服を送ってしまうとクリーニングを受け付けてもらえず、送料だけ請求される可能性もあるので注意しましょう。
クリーニングしてもらった洋服の仕上がり
さて、発送してから5日後、クリーニングし終わった洋服が帰ってきました。
梱包はこんな感じで段ボールに詰められています。
段ボールの蓋を開けると、メッセージと注意書きが入っていました。
その下には一つずつビニールに包まれた洋服が折り畳まれています。
コートとパンツはハンガーがついた状態でしたが、ニットは畳んだ状態でビニールに詰められていました。
ロングコートを入れていたにしては少し小さめの箱かなと思いましたが、できるだけ折りジワがつかないように緩衝材が詰められていました。
できるだけコストを抑えつつ丁寧に梱包されていると言えるでしょう。
今回クリーニングしたのはロングコート、ニット、ジーンズ、デニムスラックスの4点です。
どれもパッと見はキレイになっていましたが気になったのはニオイ。
ドライクリーニングに使う溶剤でしょうか、油のようなニオイがどのアイテムにもついていて、特にニットは着ていられないほどでした。
ホームページには、「キレイに処理された溶剤のみを使用しているため清潔で無臭」というようなことが書いてありましたが、とても信じられません。
他のクリーニングサービスを利用した際にこんなニオイがしたことはなかったので正直驚きました。
1日吊るしておいたところ、多少マシにはなりましたが着るとやはり臭いが気になります。
仕上げに関しても少し雑なところが見えました。
デニムスラックスの裾が擦り切れていたのはもともとなんですが、ひっくり返った状態でプレスがかけられたようです。
プレス自体はしっかりキレイにかかっていましたが少し残念でした。
細かい部分ですが、安くはない料金を払っているので少し不満が残りました。
総じて仕上がりは微妙で口コミ通りとまではいきませんが満足のいくサービスではありませんでした。
もっと安くてサービスも良い宅配クリーニングを知っているので、今後ポニークリーニングを利用することはないでしょう。
このブログでは10社もの宅配クリーニングを実際に利用して比較、オススメを紹介しているのでそちらをぜひ参考にしてみてください。
【2022年最新】宅配クリーニングのおすすめ10選!実際に利用して徹底比較! - 洋服の選び方~色々な洋服を比較します~
ポニークリーニングの宅配クリーニングを利用するメリットとデメリット
一番のメリットは家から出ずにクリーニングを済ませることができるという点でしょう。
重たい洋服を自分で運ばなくても良いですし、営業時間に縛られることもなく、自分の都合に合わせてクリーニングに出すことができます。
注文から集荷、自宅に届くまでは約1週間くらいで、急いでる時には利用しづらいですが特に遅いというわけでもありません。
今回染み抜きが必要なアイテムはなかったのですが、無料で染み抜きも対応してくれるということなので、汚れが気になるという場合は少しお得になるでしょう。
デメリットとしては、 クオリティがあまり高くないという点が挙げられます。
正直、ここが1番気になる部分ですし、クリーニング店としては致命的でしょう。
悪い口コミがかなり多かったですが、それも本当にありえそうだと感じてしまいました。
値段がそこまで安いというわけでもないので、特にポニークリーニングの宅配サービスを利用する意味はないかなと思います。
まとめ
というわけでポニークリーニングについて実際に利用してみた感想をお伝えしてきました。
私は他にもたくさんのクリーニングサービス利用してますが、そう言ったところと比較してポニークリーニングの宅配クリーニングが特に優れたサービスだとは思いませんでした。
店舗によってもサービスレベルが違っているようなので接客などによってまた印象も違ったのかもしれませんが、他にもっと良いサービスを知っているのでもう一度利用しようとは思いません。
宅配クリーニングでもサービスが充実しているところはたくさんありますし、リスクを軽減してより高いレベルのサービスを受けたいのであれば、ある程度の金額を払っても十分満足できると思います。
先程も言ったようにたくさんの宅配クリーニングを利用してオススメを紹介している記事もあるので参考にしてみてください。
宅配クリーニング業者を「徹底比較」しました。
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