Tシャツに違いはあるのか? どれも一緒? おしゃれなTシャツってあるの?
誰しもが着たことのあるアイテム「Tシャツ」
洋服なんてどれもこれも一緒という意見も良く耳にしますが、実際は全然違います。
勿論Tシャツもそれぞれ違う物です。
半袖で白でクルーネックでというカテゴリで見ても多種多様にTシャツがあるわけです。
そしてそれはファッションに全く興味がない人でも分かるほどに違います。
もし分からないならそれは「気にしていない」だけ、または「どこがどう違うのか分からない」だけです。
今回はそんなTシャツの話。
この記事を読めばシンプルなTシャツ1つをとっても様々な要素で構成されていることがはっきり分かります。
大前提の色、袖、ネック
最初に大前提の色、袖、ネックを見ていきましょう。
これは誰しもが既に知っていることです。
特に色と袖は誰でも分かりますよね。
何色なのか、半袖なのか長袖なのかということです。
ネックも大体の人は分かるかと思います。
クルーネックなのか、Uネックなのか、Vネックなのかということです。
↑これがクルーネック
↑これがVネック
↑これがUネックです。
なんてことはないネックの形の違いです。
でもネックの形が違うだけで与える印象は全然違いますよね?
色、袖、ネックだけで何十種類もの組み合わせがあります。
この要素だけ見ても洋服なんて違いはないとは言えませんよね。
身幅
ウエストのことだと思って下さい。
身幅が細いか太いかで勿論印象は全然違います。
↑太い場合
↑細い場合
このように身幅が太いほど体のラインが隠せます。
体とTシャツが密着していなければ体のラインが出ないので当たり前ですよね。
つまり痩せている人は痩せていることが太っている人は太っていることが隠せるわけです。
身幅が太ければ太いほど良いということが言いたいわけではありません。
そのような特徴があるということです。
着丈
Tシャツの丈の長さです。
↑丈が長い場合
↑丈が短い場合
今度は先ほどの横幅と違い高さです。
身幅と違って体のラインの出方に違いはありませんが(写真は身幅が違うので出ていますが)、面積に大いに影響します。
明らかに上の写真の方がTシャツが全体のコーディネートに与える影響が大きいですよね。
身幅の大小よりも面積への影響が大きく感じるのはパンツが隠れるからです。
相対的によりTシャツの面積が大きく見えます。
袖丈、袖幅
袖丈が長く袖幅が太い方が腕が細く見え、袖丈が短く袖幅が細い方が腕が太く見えます。
写真を見ると明らかですよね。
でももっと分かりやすい方法があります。
自分で半袖Tシャツを着て鏡の前に立ってみましょう。
その状態で袖をつまんで細くして見比べて下さい。
または袖を捲って見比べてみて下さい。
全然違うことが実感出来ます。
生地
これは色々あり過ぎて書けませんが分かりやすいのが艶感です。
艶があるのとないのでは雲泥の差。ただしこれは実物見ないと伝わりにくい。
↑の2枚の写真が艶感のある素材です。
艶感のないものがほとんどですのでお手持ちのTシャツとこの写真を見比べてみて下さい。
あとは厚みでも見た目がまるで変わります。
薄いと乳首が浮いてしまうのでこれも大事。
ネック幅
同じクルーネックでもネックの開き方1つで全く違います。
上の写真は首が詰まっていますよね。
下の写真のほうが開いています。
それでこれがもっともっと開くとUネックなってきます。
クルーネックはこのネックの開き加減が難しくVやUに比べて作るのが難しいものです。
バインダーの太さ
襟の幅です。
これも太いのと細いのでは明らかに違います。
あまり服に興味がない人ですと気にしない部分。
でも実際に着てみると全然違う物なんです。
おさらい
ポケットの有り無しや柄も触れていませんし、細かい部分も無視したので基本的なことに関してですが、7か所に注目して紹介してみました。
それではおさらいも含めて下記のTシャツで7か所見てみましょう。
①グレーでクルーネックで半袖
②身幅細め
③着丈短め
④袖丈袖幅短め
⑤生地は艶ナシで厚め
⑥ネックは詰まり気味
⑦バインダーは太め
おおざっぱではありますがこのようなところです。
こういった物が色々組み合わさって実際に着た時に「これ良いな」や「ちょっと違うな」と思うわけです。
そして色々分解して見ることが出来ると「ここが気に入らない」という部分が明確になって、より自分の好みに合う物を探せるようになります。
でもこだわりが強くなってくると探すのがこれまた大変で...。
中々見つからないものです。
その作業が楽しかったりもするものなんですが。
今回はここまで!