お革靴の手入れ!初心者編からしっかりケア編も。
今回は十人十色の革靴のお手入れについて。
革靴ケアはハマる人は趣味にまでなるものです。「革靴 手入れ」で検索すれば色々な記事が出てくるかと思います。
でも、意外と書いてあることがバラバラだったり...大体は同じだけど細かい違いがあったりで結局どうすれば良いの? 何が正解なの? と思いますよね。
今日はそんな革靴の手入れについてです。
そもそも革靴持っていますか?
どうでしょうか? 意外と持っていない人が多いと思います。
革靴と全身が見える鏡って必須だけど後回しにしがちなアイテムだと勝手に思っています。
革靴は高くて中々買えないし、鏡だとそれよりも洋服を買いたくなりますよね。
でもどこかで決心して買うべき必須アイテムです。いずれ買おう、その内買おうではなく、今すぐ買うか目標を決めて貯金して買うかした方が良いですよ。
そうしないといつになっても買えませんからね。
ちなみにこのブログでは安くて良い物を見つけたら革靴について書いていこうと考えていましたが、そんなものは見つけられなかったので諦めました(笑)
革靴というかレザー製品は厳しいですね。レザージャケットなんてもっと無理...。まあレザージャケットは買わないという選択肢が取れますけど革靴は頑張って買って欲しいところです。
ただ今回のお手入れ記事を読んだら買う気失せてしまうかなと少々心配。
お手入れは持ってない人からすると「面倒くせー」「ケア用品だけでいくらかかるんだよ!」と思われそうです。
なので「最低限これだけやっておけ」と「しっかりやりたい人向け」の2本立てでお送りします。
※スエードやヌバック素材の物は対象外
最低限これだけやっておけ編
道具・・・ブラシ、シューキーパー、防水スプレーのみ
これはもう超簡単です。
ブラシで汚れを落とし、防水スプレーはかけるだけ、保管時にはシューキーパーを使いましょう。
凄い簡単ですけど最低限これだけで平気です。
でもこの簡単なことだけでも意見が分かれます。
例えば防水スプレーとか。かけない人もいます。僕は使いますけどね。
防水スプレー
シューキーパー
これはもう何でも良いです。サイズ合っている物を選べばOK
ブラシ
しっかりケア編
続いてしっかりケア編です。こちらは1ヵ月に1回程度で良いです。
手入れの目的はなにかというと「汚れを落とす」「乾燥しないように油分、水分を保つ」です。
①ブラシでホコリを落とします
最低限編で出てきたブラシでOK。これはしっかりケアだけでなく毎回やるようにしましょう。靴は一度出かけるだけで汚れる物です。
②ステインリムーバーで汚れや古いクリーム落とし。
③クリームを塗る(塗ったら少し時間を置きます)
色が複数あるので使用する靴と同じ色を選んでください。
上のクリームが有名どころです。
コロニルという商品も愛用者が多いですが艶出しやすい代わりにシミにもなりやすいので最初はやめたほうが良いかもしれません。最初はどうしてもクリーム多く塗りがちですし。
個人的おすすめはコレ。
でも正直道具よりもケアするかどうかのが大切です。
何でも良いので購入してしっかりケアしましょう。
これも先ほどのコットンで塗ります。クリームをちょっとしか使わないのがコツです。
本当に少しで充分。
クリームには保湿成分として水分油分が入っています。それに艶出し成分とロウ分が入っています(入っていないものもある)
④ポリッシングコットンで乾拭き。
今度は綺麗なコットンで乾拭きします。クリームを更に伸ばすと共に艶も出します。
クリームの艶出し用のロウ分を乾拭きによる摩擦熱で溶かすことによって艶が出ます。
⑤ブラシで艶出し(①とは違うブラシを使う)
仕上げにブラシでもシャカシャカして艶出し。最初に使ったブラシとは違う物を使いましょう。
これを何度もやっているうちに仕上げ用のブラシにクリームが馴染み、いわゆる「ブラシが育つ」ことになります。
この状態になるとケアを簡略化して汚れ落とし→仕上げブラシの2工程だけというのもアリです。
で終わりです。
最低限編で出てこなかったアイテムはステインリムーバーとクリームとポリッシングコットンともう一つのブラシ。
全部合わせると合計7つ。多いですよね...。
でも一度買えばそうそうなくなりません。
といっても中々の金額になりそうですね。
どれを選ぶかにもよりますけど、大体合計1万円ぐらいはかかるのでしょうか?
そこでおすすめしたいのが初心者セット。
ちなみに靴は連続で履かないようにしましょう。一度履いたら靴を少し休ませる必要があります。
靴を買ったときもクリーム
革靴は購入したらクリームを使いましょう。手順の③からでOKです。
これは店舗で長い期間在庫として置かれているためです。
鏡面磨きについて
最後に鏡面磨きについてです。
今回の手順では含めませんでした。
コーディネートを考えると個人的には必要ないかなと思います。
ただ靴単体を格好良く見せたいなら鏡面磨き良いですね。愛着も湧くでしょうし、その靴の事が更に好きになると思います。
ここら辺は自分がどう見せたいのかを考えて選択するかと良いかと。
でも何事もやってみることが大切なので一度ぐらいやってみてから決めても良いかもしれませんね。
今回はここまで!