内羽根と外羽根の違いとは?ストレートチップとプレーントゥとは?革靴の種類と適した着用シーンを紹介!

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革靴はビジネスでもカジュアルでも履けるシューズという認識があるかと思います。しかし、どちらでも履けるといっても種類によってはシーンに適さないものもあります。間違って選んで履いてしまうと、ビジネススーツのジャケットをデニムに合わせているような違和感が出てしまうもの。

 

今回は革靴の種類、そしてその革靴がオンオフどちらでの着用がおすすめかも紹介させて頂きます。 

革靴のススメ

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革靴をビジネスで履くのは社会人のマナーとして常識です。また街着に合わせたコーディネートも定石としてあります。一方、スニーカーはカジュアルでは定番ですが、ビジネスで履くことはありえないですよね。ではなぜ革靴のみオンオフ関係なく履くことができるのでしょうか。

 

それは革靴は大人っぽく好印象を与えやすいからです。

 

まず第一に革靴はスーツスタイルに合わせる靴としてのイメージがあります。素材もツヤのあるレザーを使用し高級感があります。比較的簡単に手入れもでき、磨かれた革靴は清潔感もあります。これらの理由からシューズの中で最も大人っぽく好印象を与えやすいアイテムになっています。

 

シューズは足元に着用するアイテムで、人間の身体は先端が最も目立つ部分です。そのため革靴の大人っぽい印象がダイレクトに相手に伝わりやすく、コーデの足元に革靴があるだけで整った大人っぽい印象を与えることができます。

 

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https://vokka.jp/13548

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https://fashion-basics.com/mens-grey-parka-11780

 

上記画像の通り、パーカーとデニムパンツにスニーカーか、パーカー、デニムパンツに革靴ではワンポイントしか変わらないものの印象はまるで異なります。

 

カジュアルではシャツやジャケット、スラックスのスーツをイメージさせるアイテムよりもカットソー、デニム、チノパンなど着ていて楽でラフなアイテムが圧倒的に多いかと思います。そこでスニーカーの代わりに革靴を入れてあげるのがおすすめです。実際に着用してシューズだけ変えて見てみると、自分でも印象の違いに驚くはずです。

 

革靴の種類

革靴の種類について紹介していきます。

 

種類によっておすすめの着用シーンも異なりますのでぜひご覧ください。

 

内羽根・外羽根

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https://www.pinterest.es/pin/422494008770385294/

 

こちらは種類ではなくほとんどの革靴に共通する「作り」になります。意識して見ないとわかりにくいですが内羽根と外羽根でも適した着用シーンが変わってくるので注意です。

 

見分け方としては鳩目(靴紐を通す穴)が靴の甲部分と繋がっているものが内羽根、鳩目が被さっているものが外羽根です。

 

内羽根はシンプルな見た目でよりフォーマルな印象です。着用時も足をしっかりとホールドするような感覚です。外羽根は内羽根よりも装飾性がありややカジュアル寄りです。鳩目部分が外に開くので着脱が簡単、足の可動域も多いので歩きやすいことが特徴です。甲高の方も履きやすいです。

 

見た目のフォーマルな内羽根か機能性のカジュアルな外羽根。正直、現在はそこまで厳密なルールはありませんが冠婚葬祭には内羽根がおすすめです。

 

内羽根・外羽根の印象と革靴の種類をプラスして考えると着用シーンがわかりやすいです。

 

ストレートチップ

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https://baycrews.jp/item/detail/edifice/shoes/17093330910018

 

革靴の中で基本中の基本であるストレートチップ。つま先の横に入ったラインが特徴です。

 

最もベーシックかつ最もフォーマルなのでビジネスはもちろん、冠婚葬祭も問題ありません。

 

就活にも適しています。フォーマルな印象が強いのでカジュアルでの着用はおすすめできません。

 

プレーントゥ

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ラインなど装飾のないシンプルなシューズです。こちらもベーシックですがストレートチップの方がフォーマル感は強め。ビジネスに問題なく使えますが、冠婚葬祭ではストレートチップの方が望ましいです。フォーマル感が薄れているのでカジュアルづかいも可能です。

 

テイストやアイテム関係なく着用できるので革靴を選ぶならこちらがおすすめです。

 

ウイングチップ 

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https://www.magaseek.com/product/detail/id_500634600

 

つま先に翼のような切り替えがあり、メダリオンという穴飾りのある種類です。

 

ドレッシーですがフォーマルではありません。冠婚葬祭はもちろん、会社にもよりますがスーツ着用のビジネスでは避けた方が無難でしょう。装飾性がありおしゃれなのでパーティやジャケパンスタイルにはよく合います。カジュアルでも着用ができるので見極めて着用しましょう。

 

Uチップ・Vチップ

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https://item.rakuten.co.jp/giotto/10005660/

 

モカシン縫いという切り替えがU・Vのように見えることからU・Vチップと呼ばれています。

 

カントリーシューズがルーツにあり、スポーティな印象があるので、フォーマルには向きません。

 

一般的なビジネスでは使わない方が賢明です。おしゃれな場でのスーツの外しやカジュアルで気負わずに革靴を履きたい時にはおすすめです。

 

モンクストラップ

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https://www.aoki-style.com/item/show/72724

 

元々は修道士の履いていた靴が原型となったストラップのついたシューズです。

 

留め具も目立ち、かなり個性的で装飾性の強い見た目なのでフォーマルな場では着用できません。

 

こちらもカジュアルなスーツ着用シーンでは程よいデザイン性がオシャレとして機能してくれます。フォーマルではないのですが、私服に合わせての着用おすすめできません。キメている印象が強く一昔前のバンドマン風になってしまうので要注意です。

 

ローファー

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http://u-note.me/note/47504329

 

一般的にも人気のローファー。靴紐も留め具もないスリッポンタイプで楽に着脱できます。その分、フォーマルな印象はほとんどなくカジュアルづかいに最も適しています。ビジネスでも着用できません。

 

カジュアルにおいてはスニーカー以上革靴未満の大人っぽさのバランスで革靴初心者でも手軽にチャレンジできます。

 

以上が革靴の紹介です

 

一口に革靴といっても種類は様々です。特にフォーマルな場に着用していくアイテムとしてルールがあるので注意しましょう。正しく合わせれば簡単にオシャレな印象になるので適切な着用シーンの見極めが大切です。

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