太幅ロールアップはアリ?ナシ?メリットデメリット解説します。
女性でちょくちょく見かけるようになってきた太幅ロールアップ。男性では極々稀に見かけます。
面白い着こなしなので今回は太幅ロールアップにおけるメリットデメリットを解説します。
太幅ロールアップとは?
写真のように幅を太くしたロールアップのことです。
一方細幅ですと・・・
出典:http://www.rakuten.co.jp/kanaru/kaiso.html
こういうことですね。
要は折り返した部分の幅のことです。
このようにパンツの裾だけを見ても選択肢がたくさんあります。
例えば・・・
ジャストで裾上げするのか
短く折るのか
太く折るのか
裾上げもロールアップもせずクッションをためるのか
折るにしてもくにゃっと折るのか(上記写真)
これらで印象は変わってきてその積み重ねでコーディネートが完成するわけです。
ファッションにハマるほどこのような細部まで見えるようになってきて面白い。
太幅ロールアップのデメリット
まずデメリットから解説します。
不自然
太幅ロールアップは見慣れていませんし、そうする必要性がないものなので「不自然」な着こなしです。なので自然体が求められるメンズファッションではマイナスポイントに繋がります。
レディースでは不自然さも許容されるので問題ありませんが、メンズはこの手の不自然さにはかなり厳しいです。
足が短く見える
太幅にするほど色の切り替え部分が上がるのでその分スタイルが悪く見えます。
なのである程度スタイルが良い人ですとこのデメリットが打ち消せますね。
太幅ロールアップのメリット
続いてメリットについて。
差別化
どう考えても今現在では他人と被りません。なので個性が出せます。
そして「変な人」になるほど突飛な着こなしでもありません。
ぶっ飛んだ着こなしであればあるほど他人とは被らなくなりますがそれでオシャレだと思わせるのは難しいです。
カジュアルダウン
幅を太くすればするほど1色カラーの面積が増えます。
裏地の見える面積が増えるからですね。
なので同じデニムを履いたとしてもロールアップ幅によってカジュアルダウンの度合いが変わります。
で、どうしてカジュアルダウンがメリットになるのかというと秋冬になると「どこでカジュアルダウンさせるのか」の勝負になってくるからです。
ある程度ファッションにはまってくると秋冬はジャケットやコートなどのカッチリしたアイテムを使う機会が増えてきてカラーもダークトーン主体になってきます(夏は逆)。
なのでみんな「いかにしてカジュアルダウンさせるのか」で悩むわけですが、ロールアップ幅でカジュアルダウンという選択肢はまずありません。
なのでこれも個性に繋がるわけですね。
TPOや考え方次第
結局はTPOや考え方次第です。
太幅ロールアップだからといってダメだとは一概に言えません。
ただし難しいのは明らかです。
保守的な人はまずやる必要はないと思います。
この着こなしをするにはスタイルが良かったりファッショナブルな環境にある人だったりする必要があるでしょう。
環境次第で周りから受け入られる着こなしも変わりますからね。
田舎だったらナシ、都会だったらアリなファッションもありますし、もっと大きな話でだと日本ならナシ、海外ならアリみたいな物もあります。
前者ならクラッチバッグ、後者ならランドセルなど(ここら辺は感覚の話なので人それぞれ度合いは違う)
あとはトレンドであるかどうかでも許容度は変わってきます。
ちょっと難しいですね。いつかこの辺のこと詳しく書きます。
今日はここまで。
近々ロールアップ記事の完成版を書く予定です。