「くるぶし出して、行きましょう」
最近よく放送されているユニクロCMの決まり文句ですが、そのCMでおすすめされているのが今回紹介するイージーアンクルパンツです。
- イージーアンクルパンツとは?
- イージーアンクルパンツは本当にアンクル丈なのか?
- イージーアンクルパンツは本当にイージーなのか?
などについて解説します。
春にも秋にも使えるパンツなので是非ご覧ください。
イージーアンクルパンツとは?
イージーアンクルパンツは細身のシルエットにイージー仕様のウエスト、アンクル丈でスッキリ履けるのが特徴です。
一言で言えば細くて丈も短くて楽ちんなパンツ。
素材は
コットン
ウールライク(ウールではない)
ドライ
の3種類から選ぶことが出来ます。
コットンはがさっとしたカジュアルな生地感、ウールライクはウールさながらの質感、ドライはスポーティでやや艶があります。
おすすめは春ならドライかウールライク、秋ならウールライク。
イチオシはウールライクですが、やはりウールは秋冬の素材なので春夏だとやや季節感に欠けます。
その点ドライはややスポーティな印象もありますが艶もアリ春夏に適した生地感。
クオリティや合わせやすさならウールライクを推奨したいですが、春夏に限って言えばドライも見過ごせないでしょう。
コットンはガサっとした生地感で高級感が薄くコーディネートも難しめ。
コットンでもネイビーは艶感があり使えますが、ドライやウールライクの黒を選んだ方がより使いやすいです。
ウールライクはセンタープレスが入ったモデルも新発売されました。
センタープレスが入ることによって、よりスラックスに近い見た目になり、リーズナブルな価格ながらスラックス風のパンツを手に入れることが出来ておすすめです。
センタープレスが入ると横幅が細くなるため、よりシャープに見えるのも嬉しいポイント。
大衆向けのユニクロはオシャレさよりも全世代に向けた無難な作りになりがちなので、攻めたシルエットが出来ないことが多いです。
細身のものは中途半端なものよりもしっかり細いシルエットのほうが使いやすいのでセンタープレス入りはシルエットの観点から言っても良いですね。
イージーアンクルパンツはアンクルなのか問題
イージーアンクルパンツはCMがしきりに流れていることもあって知名度は抜群ですが、評判は様々です。
中でも多い意見が
「これでアンクル丈なの?」
「足が短いからフルレングスになってしまう...」
といったもの。
アンクルであることを強調しているが故に着用してアンクル丈にならない人の嘆きが多く見られます。
ですが、これは結構当たり前の話で平均身長平均体重程度だとイージーアンクルパンツを履いても足首はさほど露出しないものです。
例えばイージーアンクルパンツの股下はMサイズで70cmですが、これをユニクロのサービス身長別着丈ガイドを使って検索してみると...
モデル身長173cm パンツの股下71cm
画像が小さくて分かりずらいですが、靴にかかるかかからないかといったところです。
このモデルさんは薄い靴を履いているのでギリギリのラインですが、ボリュームのあるスニーカーを履いていたら確実に靴に乗っかります。
平均身長でこれなので世の中の半分程度の男性はイージーアンクルパンツを購入してもさほどアンクル丈感を演出出来ないはずです。
とは言え、これ以上股下を短い設定にして販売してしまうと高身長の人が買えなくなってしまいます。
なのでユニクロ側としてもこの股下設定なのでしょう。
もし長い場合は裾上げで対応するというスタンスですね。
既にイージーアンクルパンツを購入済だが、アンクル丈で履けていなくて困っているなら最寄りのユニクロに言って補正してもらうか薄い靴を購入すると良いでしょう。
例えばユニクロのキャンバススリッポン。
細身で薄い靴なので足首が綺麗に露出出来ます。
価格も安くおすすめです。
イージーアンクルパンツはイージーなのか問題
先日知人が「このパンツのどこがイージーなんだ?」と嘆いていました。
ネット上でも「全然イージーじゃない!」という声を見かけます。
ですが、これは大きな誤解でイージーというのはコーディネートがイージーという意味ではありません。
ウエストがゴム仕様で着脱が簡単という意味です。
この商品に限らずファッションアイテムに付けられる「イージー」という言葉がコーディネートのレベルを指すことはありません。
ファッションに興味がある人からすれば当たり前のことではありますが、そうでない人からすれば分からないのも理解できます。
話しは変わりますが、イージーアンクルパンツを本当の意味でイージーに履きたい場合はウールライクのセンタープレス入りに薄い靴を合わせることをおすすめします。
センタープレス入りを選べばシルエットも綺麗ですし、薄い靴と合わせればしっかり足首を露出出来るので春夏らしさも出せます。
そのまま秋になっても使うことが出来ますし、1着持っておいても損のないパンツなので是非お試しください。