この記事を読んでいるあなたはパーカーをクリーニングに出すことを考えているでしょう。
でも、クリーニング店ってどこがいいのか分かりにくいし、結構なお金もかかるので慎重になりますよね。
そこで今回はパーカーをクリーニングに出すとどのくらいのお金がかかるのかクリーニング会社毎に比較したり、自宅でもできるパーカーのケア方法について紹介していきます。
パーカーのクリーニングについて悩んでいる方はこの記事を読んでから判断しても遅くは無いですし、クリーニングに出さずに済んでお金が浮くかもしれません。
それぞれ詳しく紹介しているのでぜひ参考にしてみてください。
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パーカーをクリーニングに出すといくら位かかる?
パーカーをクリーニングに出すといくら位かかるんでしょうか?
きちんとキレイにしてもらいたいのはもちろんですが、やはり料金は気になりますよね。
そこでパーカーをクリーニングに出した際の各社の価格を比較してみました。
今回は大手クリーニングチェーンや宅配クリーニングの5社で比較しています
- 白洋舎 660円
- ポニークリーニング 700円〜
- リネット 700円〜
- ネクシー 690円
- 洗濯倉庫 860円
相場としては700円前後というところでしょうか。
最安値は白洋舎の持ち込み価格660円でした。
今回比較した中でポニークリーニングとリネットは700円〜となっていて、これ以上の金額になる可能性もあります。
ちなみに白洋舎でも自宅まで取りに来てくれる集配サービスを利用すると715円で、宅配クリーニングならさらに送料もかかるようです。
実はリネットならプレミアム会員になれば総額3,000円以上で送料無料になりますし、今ならプレミアム会員初月無料+送料無料+クリーニング代金20%OFFのクーポンがもらえるのでかなりお得に利用できます。
かさばる洋服を運ぶ必要もなく、他のところよりも安くクリーニングしてもらえるのでかなりオススメです。
パーカーはスウェットやフリースなど自宅でも洗濯できる生地のものが多いからか、そもそも料金表に項目が無いクリーニング店もありました。
こう言ったところでもパーカーのクリーニングを受け付けていないと言うことは無いと思いますが、問い合わせするか持ち込んでみないと料金が分からないので想像よりも高い金額を請求される可能性もあります。
そこまで相場から外れることは無いと思いますが、今回紹介している以外のクリーニング店に依頼する場合は事前に料金を確認しておいた方がいいでしょう。
当ブログでは10社もの宅配クリーニングサービスを実際に利用、比較してみた記事もあるので、自分にあったサービスを探したいという方はぜひ参考にしてください。
【2022年最新】宅配クリーニングのおすすめ10選!実際に利用して徹底比較! - 洋服の選び方~色々な洋服を比較します~
パーカーはどのくらい着たらクリーニングする?タイミングは?
パーカーは夏以外の涼しい時期に着ることが多く、汗もあまりかかないのでそんなに汚れないと思いがちですが、実は皮脂やホコリなど目に見えない汚れが蓄積していることもあります。
しかし、だからと言ってあまり頻繁に洗うのは生地を傷めてしまって洋服の寿命を縮めてしまいますし、クリーニングが必要なら経済的にも難しいでしょう。
目安として4、5回着たら一度クリーニングに出すのが良いかと思います。
コートやジャケットならほとんど肌に触れず、汚れることも少ないので2、3ヶ月に一度クリーニングすれば良いですが、パーカーの場合はそうもいきません。
素肌に直接着る人は少ないかもしれませんが、インナーを一枚着たくらいだと意外と汚れがついてしまうんです。
特に首周りや袖口は汚れが溜まって汗染みや黄ばみの原因になるので、怪しいなと思ったらクリーニングしましょう。
ただし、先ほども言ったようにあまり頻繁に洗うのも良くありません。
しっかりした生地のものならそこまで気にしなくてもいいと思うかもしれませんが、一般的なスウェット生地でも表面が毛羽立って白っぽくなってきたり、生地がよれてきてだらしない雰囲気になってしまいます。
クリーニングのタイミングは上で言ったようにある程度着たらという感じですが、衣替えで片付けることがあるならその前に一度キレイにしておきましょう。
汚れがついたまま仕舞ってしまうとシミや黄ばみの原因になり、また着ようと思った時には落ちなくなっていることもあります。
汚れは虫食いの原因にもなるので洋服を長期間仕舞う前には必ずキレイな状態にしておくのがオススメです。
実際にパーカーをクリーニングに出してみた
ここまでを踏まえて、パーカーを実際にクリーニングに出してみました。
今回は宅配クリーニングの「ランドリーバスケット」を利用しています。
コットン100%のスウェットパーカーでかなり生地が厚いものでしたが、価格は料金表通りの700円でした。
クリーニング後のパーカーはこんな感じです。
実はこの後紹介するような方法で自分でも洗濯してはいたのですが、徐々に首元や袖口に黄ばみ、黒ずみが見られるようになってきていました。
着るたびに洗濯すると生地のダメージが進んでしまうと言うのは先程もお伝えした通りですが、極端に汗をかいたと言う時や食べこぼしがシミになってしまったと言う時は早めにクリーニングに出すのが1番です。
私も少し暑いかなというのを我慢しながら着ることが時々あったので、徐々に汗や皮脂などの汚れが溜まっていたのでしょう。
そんな自宅ではキレイに出来なかった汚れもプロにクリーニングしてもらうことでキレイになりました。
また、袖や裾のリブ部分も少しづつ伸びてきた印象だったのですが、クリーニングから戻ってくるとヨレが引き締まった印象です。
新品のように、とまでは言いませんが、くたびれてきていた洋服がキレイになってまた着たいと思えるようになりました。
ランドリーバスケットは5点定額パックで依頼していたのですが、料金は10450円でした。
1点当たり2000円とお高めにはなりますが、コートなどの単価の高いものを詰めるようにすればお得になります。
10点パックだと17600円で1点当たりの料金も下がるので、シーズンの変わり目にまとめてクリーニングすれば結構お得にクリーニングできるでしょう。
発送からクリーニングして自宅に戻ってくるまでは1週間程度で早いとは言えませんが、重い荷物を持ってわざわざ店舗に出向かなくていいのもかなり大きなメリットだと思います。
結果として、パーカーもシーズンに一回くらいはクリーニングをすると、よりキレイに保ててお気に入りのパーカーを長く愛用することができるんじゃないでしょうか。
毎回クリーニングに出していると金銭的にも大変なので、この後紹介する自宅でのケアと併せてうまくお手入れするのがオススメです。
自宅でも出来る!パーカーのお手入れ方法
ここまではパーカーのクリーニングについて解説してきましたが、実はパーカーは自宅でも洗えるものがほとんどです。
ニット生地のものやデリケートな素材を使っているもの、細かい装飾がついているものなどは別ですが、一般的なスウェットパーカーなら洗濯機で洗ってOKです。
念のため洗濯表示を確認して、水洗い可能なものであればどんどんおうちで洗濯しちゃいましょう。
ただし、先ほども言ったように汚れたまま放置するのもNGですし、あまり頻繁に洗うのも生地を傷めてしまいます。
というわけで、洋服の寿命を伸ばすために洋服を傷めずに洗濯、ケアする方法をお伝えするので参考にしてみてください。
洗濯表示を確認する
というわけで、まずは洗濯表示を確認してみましょう。
画像の例のように、洗濯表示の1番左側にある桶に水を貼ったようなマークにバツがついていなければ水洗い可能なので自宅でも洗濯できます。
今回の例では桶の中に数字が書いてありますが、これは水温についての表示で「40℃以下の水で洗ってください」という意味です。
日本では水道水で洗うことがほとんどなのでそこまで気にしなくていいのですが、海外では汚れ落ちを良くするために温水を使うところもあるためこのような表示になっています。
また、桶の下に一本線が入っているのは「デリケートなので優しく洗ってください」ということも表していて、洗濯機ならドライコースや弱洗いコースなどを使用するのがいいでしょう。
まとめると、この洋服を洗うときは40℃以下の水で弱洗いコースにして洗ってください、という表示になっているわけです。
こんな感じで桶に手を入れている表示は手洗いマークです。
デリケートな素材や生地を使用している際につけられている表示で、洗濯機で洗うと生地が傷んだり縮んだりする可能性があります。
温度の表示がありませんが、こちらも40℃以下の水温が推奨されていました。
手洗いの仕方については以下で詳しく解説しているので参考にしてみてください。
こんな風に桶にバツがついている場合は水洗い不可となっているのでクリーニングに出しましょう。
素材やデザインによって異なりますが、水洗いすることで縮んだり、色落ちしたり、破けてしまったりして着用できなくなるということも考えられます。
1番右の丸の中にPと書いてあるマークがクリーニングについての表示です。
ここも色々意味があるのですが、基本的にはクリーニング店側で確認すればいいものなので特に気にする必要はありません。
ただし、ここにバツがついているものはクリーニング不可の表示で、持っていっても断られる可能性があるので覚えておきましょう。
この例だと水洗いは不可ですがドライクリーニングは可能なので、クリーニング店に依頼するのがいいでしょう。
ごく稀に水洗いもクリーニングも不可の表示になっている洋服があるんですが、もし汚れてしまったという場合は表面の拭き取りや一部の染み抜きなどで対応できる場合もあるのでクリーニング店に相談してみましょう。
洗濯機で洗う時は必ずネットに入れる
まずはパーカーを洗うときの注意点について。
洗濯機で洗う時はそのまま放り込むのではなく、きちんとネットに入れましょう。
先ほども言ったように、丈夫なスウェット生地であっても表面が擦れて毛羽立ってしまったり、他の洗濯物と絡まることで伸びたり型崩れしたりしやすくなります。
入れないよりはマシですが、小さいネットに無理やり詰め込んでしまうと内側の方まできちんと洗えなかったりするので、できるだけ余裕を持ったサイズのネットに広げて入れるのがオススメです。
ネットが無いという方は裏返しにするだけでも生地のダメージをある程度防ぐことができます。
プリントなどがあるものは、そのプリント方法によってはハゲてきてしまうこともあるのでより気をつけましょう。
デリケートなものは手洗いで洗う
洗濯表示が桶のマークに手を入れてる表示ならデリケートなアイテムなので手洗いが推奨されています。
洗濯機で洗ってしまうと縮みや形崩れ、色落ちなどが起きるかもしれないので、1点ずつ優しく手で洗うのがいいでしょう。
手洗いは基本揉んだり擦ったりせず、押し洗いかつけ置き洗いにするのがオススメです。
押し洗いは洗剤を溶かした水に洗濯物をつけて、上から優しく押すことで繊維の中に水を通す洗い方です。
摩擦しないので繊維へのダメージが少なく短時間で洗うことができます。
つけ置き洗いは洗剤を溶かした水に洗濯物をつけてしばらく放置することで、汚れを浮かせる洗い方です。
繊維へのダメージを極力少なく、しつこい汚れも落とすことができますが、長時間つけ過ぎると浮かせた汚れが戻ったり色落ちの原因になったりするので注意してください。
お湯を使うと汚れが落ちやすくなりますし、雑菌の繁殖も抑えられるんですが、温度が高過ぎると色落ちが起きたり、生地を傷めてしまったりします。
手洗い表示の場合は水温40℃以下が推奨となっているのでぬるま湯程度でも十分です。
洗剤の量も多く入れれば汚れ落ちが良くなるというわけではなく、すすぎ残しになったり色落ちしてムラになったりする可能性があるので、分量をしっかり量って入れましょう。
洗った後は脱水ですが、雑巾のように絞ると摩擦が起きたり生地が引っ張られたりしてダメージになりますし、シワが残りやすくなります。
タオルを使って押さえるように水を吸い取っていくのがいいでしょう。
大きなタオルの上に広げて端から巻き取っていくようにすると、生地へのダメージを抑えつつ簡単に脱水ができます。
パーカーを形崩れさせない干し方
パーカーは生地が厚いことも多く乾きにくいですし、水を含んで重くなるのでハンガーなどに吊るすと肩の部分が伸びて形が崩れてしまいがちです。
なので、出来るだけ平干しをすることをオススメします。
平干しとはその名の通り平らに干すことで、洋服を吊すのではなく網の上などに広げて乾かす方法です。
平干し用のネットが100均などでも売っているので買ってみてもいいでしょう。
わざわざ新しいグッズを買うのが面倒という人は小物を干すピンチハンガーの上などでも意外と平干しできるので試してみてください。
平干しでも全部を平らにする必要はなく、1番重い胴体の部分がネットなどの上に乗っていれば大丈夫です。
フードや袖などは下に垂らしておいてもそこまで伸びる心配はありませんし、風通しが良くなって乾きやすくもなります。
ネットもピンチハンガーもないという人は普通のハンガーでもある程度キレイに乾かすことはできます。
まず太めのハンガーか細めのハンガーなら2本を用意して普通にかけましょう。
これは生地の重さが肩にかかって伸びてしまうのを防ぐためです。
この時、パーカーを裏返しにしておくと多少伸びても分かりにくくなりますし、日焼けを防ぐこともできます。
そして物干し竿などに吊るした状態で前後に空のハンガーを掛けて、前のハンガーには袖を、後ろのハンガーにはフードをひっかけてください。
これで、袖の重さが肩にかかって伸びることも防げて、乾きにくい脇やフード下も風通しが良くなるので生乾きになりません。
結構場所をとってしまうのがデメリットですが、既にあるハンガーだけでできるので平干しネットなどを持っていないという人は試してみてください。
畳んで片付ける
最後は保管方法です。
乾いたらクローゼットにしまうかと思いますが、その際はハンガーで吊すのではなく畳んで保管しておきましょう。
スウェット生地は伸びやすく、乾いた状態でもそれなりの重さがあるので畳んでおく方が型崩れせずに済みます。
生地が分厚いので畳むと嵩張りますが、そこは仕方ありません。
きちんと乾く前に畳んでしまうと匂いやカビの原因になるので注意しましょう。
こんな感じでおうちでケアするだけでもパーカーをキレイに保つことはできます。
クリーニングなら洋服のダメージは抑えられますが、全く無いというわけではありませんし、毎回クリーニングに出していると金銭的にも厳しいです。
洗濯表示で水洗いが不可になっているものや、よっぽど高価で失敗したくないもの、どうしても落ちないシミや汚れがついてしまったという時だけクリーニングを利用すればいいでしょう。
まとめ
というわけで、今回はパーカーのクリーニングから自宅でのケア方法まで紹介してきました。
洋服は着ていれば必ず汚れるものですし、洗わずに着るというのは無理があります。
できるだけ洋服を傷めないように賢くケアして、お気に入りの洋服を長く着られるようにしましょう。