ワンピースのクリーニングを徹底解説!気になる料金相場からおうちでのケア方法まで!

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ワンピースって一枚でコーディネートが完結するのでついつい着ちゃいますよね。

素肌に近い状態で着ることも多いので、汚れが気になるけど洗濯機で洗えるのか、クリーニングに出した方がいいのか分からないという方も多いでしょう。

 

今回はそんなワンピースについてクリーニングの料金や注意点、実際にクリーニングしてみた感想などを紹介していきます。

さらに、おうちで洗濯できるワンピースの見分け方から具体的なお手入れ方法まで詳しく解説。

この記事を読めばワンピースのケアについてかなり詳しくわかるのでぜひ参考にしてみてください。

 

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ワンピースのクリーニング料金相場

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まずはワンピースをクリーニングに出したときの料金について、大手クリーニングチェーンや宅配クリーニング各社で比較していきます。

実際の料金は以下の通りです。

 

白洋舎 1050円〜

ポニークリーニング 850円〜

リネット 1230円〜

ネクシー 1150円

洗濯倉庫 1390円

 

平均すると相場は1100円程度でしょうか。

ワンピースと一口に言っても袖の有無や素材の違いなど様々なデザインのものがあるので、料金設定も幅を持たせているところが多いです。

 

特に画像の例にあげた白洋舎は、細かいディテールごとに料金設定をしているのである意味親切で分かりやすいと言えるかもしれません。

ポニークリーニングは値段以外の記載がなかったので、店頭で商品を見てみないと実際にいくらかかるか分からないのが怖いところです。

宅配クリーニング各社は商品が到着してからしか見積もりができないので、トラブルを防ぐために明確に料金を定義しているところが多い印象でした。

リネットに関しては1230円〜となっていますが、デリケートな素材、革素材、フリルなどのデザインの有無で一項目につき+200円となっているので、自分で料金を見積もることもできるでしょう。

 

今回比較しているのは単品でのクリーニング料金ですが、まとめてクリーニングしたいものがあるなら宅配クリーニングの定額パックもオススメです。

定額パックとは、指定の点数以内なら何を出しても料金が変わらないという料金プラン。

単価が安いものだと割高になってしまいますが、1000円を超えてくるワンピースやアウター類などはトータルでお得になることが多いでしょう。

 

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例えば、ポニークリーニングの宅配サービスだと4点で5400円、7点で8000円、10点で10300円となっているので、それぞれのプランで一点あたりの料金は1350円、1140円、1030円と安くなっていきます。

同じポニークリニングの店舗価格850円と比べると高いように思えますが、実際の料金はいくらになるか分かりませんし、重い荷物を運ぶ手間が省けて、自宅で完結できることを思えばかなり便利でしょう。

宅配クリーニングは送料がかかってくるものですが、定額パックは料金に含まれているので計算しやすいのも魅力です。

 

ポニークリーニングの他にも定額サービスを行なっている宅配クリーニングはたくさんあります。

以下の記事で宅配クリーニング10社をまとめて比較、オススメを紹介しているのでぜひ参考にしてみてください。

【2022年最新】宅配クリーニングのおすすめ10選!実際に利用して徹底比較! - 洋服の選び方~色々な洋服を比較します~

 

ワンピースをクリーニングに出すときの注意点

仕上げについて確認、指定しておく

ワンピースは上下が繋がっていて下がスカートになっている洋服のことですが、細かいデザインはアイテムによって様々です。

本当にシンプルなチュニックのようなものもあれば、何重にもフリルがついたドレスに近いようなものもありますが、通常コースだと機械での仕上げになることがほとんどで細かいデザインについて一点ずつ仕上げることはないでしょう。

 

巷にあふれるクリーニングの口コミでも、「スカート部分のタックを上から下までプレスされてしまった」とか、逆に「プリーツがツルツルになって帰ってきた」なんて感想も見かけます。

中には本当に雑な仕事をするクリーニング店もあるようですが、しっかりと指示をして確認を取ればこういった悲しいことは回避できるでしょう。

 

フリルやプリーツなどをキレイに仕上げるには機械ではなく職人が手仕上げをする必要があるので、通常よりも丁寧に仕上げるコースを勧められて金額が倍近くになることもあります。

先程も言ったように通常コースで頼むと元のデザインを無視した仕上がりになってしまうこともあるようなので、デザイン性の高いワンピースをクリーニングに出す際はしっかり確認して、希望の仕上がりを伝えておきましょう。

 

宅配クリーニングの場合も申し込みの際に備考として指示を書き込めたり、宅配キットにオーダーシートが同封されていることがほとんどなので有効活用するといいでしょう。

 

シミや汚れについて把握しておく

シミやほつれ、破れなどがある場合は事前に把握しておきましょう。

シミは食べこぼしなのか汗染みなのかといった種類によって落とし方が異なるので、クリーニングに出す際に説明することで適切な方法でキレイに落としてもらえるようになります。

相手はクリーニングのプロなので見ただけでもある程度分かるとは思いますが、シミがついてからの期間や自分で応急処置をしたならその方法なども伝えておくと確実です。

オプション料金になることもあるので、しっかり確認してどうして欲しいのかを伝えておくと満足のいく仕上がりになりますし、料金についても食い違うことがないでしょう。

 

無料で対応してくれるところもありますが、そうでない場合は思っていた料金よりも高くなってしまうパターンも多いです。

再見積もりにも時間がかかってしまうので、オーダーシートや指示書に処理して欲しい部分を明記して、念のため写しや写真で控えておくといいでしょう。

 

ポケットの物は出しておく

ポケットの中にものが入っていないか忘れずに確認しましょう。

 

ポケットの中身については万が一、破損や紛失があった場合でも保証されないことが多いです。

店舗でクリーニングに出す際はその場でスタッフが確認すると思いますが、宅配クリーニングの場合だとそうもいきません。

 

ボールペンが入っていてクリーニングしたのに逆にインクのシミがついてしまったなんてこともあるので、クリーニングに出す前にはしっかりと確認しておきましょう。

 

ワンピースを実際にクリーニングしてみた

ここまでを踏まえて実際にワンピースをクリーニングに出してみました。

今回はシンプルなシャツワンピースを「ピュアクリーニング」に依頼しています。

ピュアクリーニングはこだわり抜いたハイクオリティな仕上げが特徴で、初めて着たときの感動が蘇るような仕上がりを目指しているそうです。

 

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クリーニング後のワンピースがこんな感じです。

もともと生地感に特徴のあるワンピースだったんですが、風合いを残したままキレイにしてくれました。

着丈の長いワンピースは自宅でケアするとなるとアイロンがけが大変ですし、シャツ生地はシワになりやすいのでなおさらです。

 

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裾部分が折り畳まれて梱包されていたので少しシワになっていましたが、一日吊るしておけばキレイに伸びてくれました。

 

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襟元にもかなり黄ばみがあったんですが、しっかりキレイにしてくれています。

染み抜き前の写真もつけてくれているので汚れが落ちたのが実感できるのも良かったです。

 

ただ、クオリティが高い分、料金もかなり高額でワンピース1着で2500円かかりました。

高価なアイテムや本当に失敗したくな洋服をクリーニングしたいときに利用するといいでしょう。

 

ワンピースはクリーニングに出すべき?

ここまでワンピースをクリーニングに出す前提で話を進めてきましたが、おうちで洗えるワンピースならもちろん洗濯機や手洗いで洗うこともできます。

これを見分けるためにはワンピースの洗濯表示を確認してみましょう。

 

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1番左にある桶に水を張ったようなマークが水洗いについての表示です。

ここにバツがついていなければ、基本的に水洗いできるということになります。

例えば、この洗濯表示なら水洗い可能なのでおうちで洗濯できます。

 

今回の例では桶の中に数字が書いてありますが、これは水温についての表示で「40℃以下の水で洗ってください」という意味です。

日本では水道水で洗うことがほとんどなのでそこまで気にしなくていいのですが、海外では汚れ落ちを良くするために温水を使うところもあるためこのような表示になっています。

また、桶の下に一本線が入っているのは「デリケートなので優しく洗ってください」ということも表していて、洗濯機ならドライコースや弱洗いコースなどを使用するのがいいでしょう。

まとめると、この洋服を洗うときは40℃以下の水で弱洗いコースにして洗ってください、という表示になっているわけです。

 

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こんな風に桶にバツがついている場合は水洗い不可となっているのでクリーニングに出しましょう。

素材やデザインによって異なりますが、水洗いすることで縮んだり、色落ちしたり、破けてしまったりして着用できなくなるということも考えられます。

 

1番右の丸の中にPと書いてあるマークがクリーニングについての表示です。

ここも色々意味があるのですが、基本的にはクリーニング店側で確認すればいいものなので特に気にする必要はありません。

ただし、ここにバツがついているものはクリーニング不可の表示で、持っていっても断られる可能性が高いので覚えておきましょう。

この例だと水洗いは不可ですがドライクリーニングは可能なので、クリーニング店に依頼するのがいいでしょう。

 

ごく稀に水洗いもクリーニングも不可の表示になっている洋服があるんですが、もし汚れてしまったという場合は表面の拭き取りや一部の染み抜きなどで対応できる場合もあるのでクリーニング店に相談してみましょう。

 

まとめておくと、洗濯表示を確認して1番右の桶のマークにバツがついていなければ自宅でも洗えるワンピースです。

全部をクリーニングに出していると経済的にも厳しいと思うので、洗濯できるものとそうでないものを見分けていきましょう。

 

おうちで出来るワンピースのケア方法

洗濯機で洗う

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洗濯表示を確認して、先程の例のように桶のマークに数字が書いてある表示なら洗濯機で洗うことができます。

桶の下に線がある場合は少しデリケートな素材やデザインなので、洗濯機の弱洗いモードや手洗いモードで洗いましょう。

 

いずれにしても、洗濯機の中で摩擦されたり、他の洗濯物と絡まって生地が傷む恐れがあるのでネットに入れて洗うのがオススメです。

 

洗剤も色々あるんですが、白いワンピースの場合は蛍光増白剤が入った洗剤を使うことではっきりとした白にすることができます。

色味がある物は白っぽくなってしまう恐れがあるので、オシャレ着用の中性洗剤を選んだ方がいいでしょう。

中性洗剤は洗浄力もそこまで強くありませんが、洋服に与える刺激も少なく済むのでデリケートなものを洗うときに使えます。

洗剤の種類についても洗濯表示の下の注意書きに指定があることがあるのでしっかりチェックしましょう。

 

手洗いで洗う

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洗濯表示が桶のマークに手を入れてる表示ならデリケートなワンピースなので手洗いが推奨されています。

洗濯機で洗ってしまうと縮みや形崩れ、色落ちなどが起きるかもしれないので、1点ずつ優しく手で洗うのがいいでしょう。

 

手洗いは基本揉んだり擦ったりせず、押し洗いかつけ置き洗いにするのがオススメです。

 

押し洗いは洗剤を溶かした水に洗濯物をつけて、上から優しく押すことで繊維の中に水を通す洗い方です。

摩擦しないので繊維へのダメージが少なく短時間で洗うことができます。

 

つけ置き洗いは洗剤を溶かした水に洗濯物をつけてしばらく放置することで、汚れを浮かせる洗い方です。

繊維へのダメージを極力少なく、しつこい汚れも落とすことができますが、長時間つけ過ぎると浮かせた汚れが戻ったり色落ちの原因になったりするので注意してください。

 

お湯を使うと汚れが落ちやすくなりますし、雑菌の繁殖も抑えられるんですが、温度が高過ぎると色落ちが起きたり、生地を傷めてしまったりします。

手洗い表示の場合は水温40℃以下が推奨となっているので、ぬるま湯程度にしておきましょう。

洗剤の量も多く入れれば汚れ落ちが良くなるというわけではなく、濯ぎ残しになったり色ムラが起こる可能性があるので、分量をしっかり量って入れるのがいいでしょう。

 

洗った後は脱水ですが、雑巾のように絞ると摩擦が起きたり生地が引っ張られたりしてダメージになりますし、シワが残りやすくなります。

タオルを使って押さえるように水を吸い取っていくのがいいでしょう。

大きなタオルの上にワンピースを広げて端から巻き取っていくようにすると生地へのダメージを抑えつつ、簡単に脱水ができます。

 

乾燥させる

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洋服をキレイに保つには洗った後の干し方も重要です。

ここでも洗濯表示を確認しましょう。

真ん中にあたりにある四角のマークが乾燥方法の表示です。

 

四角の中に丸と点があるのはタンブラー乾燥が可能な表示になります。

タンブラー乾燥とはいわゆる洗濯乾燥機を使った乾燥のことで、丈夫な洋服ならこの方法が使えますが、縮みやすかったり摩擦でダメージを受けやすくなるので急いでいる時以外は自然乾燥がオススメです。

点の数によってタンブラー乾燥の温度の上限が決まっていて、点が多いほど高い温度で乾燥させることができます。

このマークにバツがついているとタンブラー乾燥はできません。

 

四角の中に線が書いてあるのは自然乾燥を推奨する表示になります。

縦に線が書いてあれば吊り干し、ハンガーに吊るして自然乾燥させることができます。

横に線が書いてあれば平干し、平らに広げて自然乾燥させましょう。

吊り干しより平干しの方が、生地に負担がかからず、ハンガーによる型崩れや伸びもおきないので、ニットのような伸びやすい生地には平干しオススメです。

逆に平干しだと生地が重力で引っ張られないため、シワが伸びにくいというデメリットもあり、シャツのような軽くてしっかりした生地は吊り干しがいいでしょう。

 

ちなみに、縦線が2本の場合は濡れ干しといって脱水をほとんどしないまま干すことが推奨されます。

濡れたまま吊るすことで生地の重みでシワを伸ばす干し方で、洗いざらしのナチュラルな風合いに仕上げることができますが、乾くまでの時間が長くなるので生乾きの臭いに注意しましょう。

先程言ったようにぬるま湯を使用していればある程度、雑菌の繁殖を抑えられますし、浴室乾燥やサーキュレーターで風を当てたりすることでも早く乾かせるようになります。

 

四角の左上の角に斜め線が入っている場合は陰干しの表示です。

日光に直接当てないように日陰や室内で干してください。

天日干しは日光に当てることで紫外線の殺菌効果が得られる反面、白いものは黄ばんだり、濃色のものは焼けて色が薄くなったりするデメリットがあります。

陰干しの表示が無い場合でもこういったデメリットが気になる場合は陰干しにするのがオススメです。

 

こういった表示の組み合わせで乾燥方法が表されていますが、より優しい干し方であればその通りでなくても構いません。

例えばタンブラー乾燥の表示でも自然乾燥にするのは何の問題もありませんし、陰干しの表示がなくても陰干しできます。

干し方についてまとめると、大事なワンピースは基本的に陰干しで、生地に合わせて吊り干しか平干しにするのがいいでしょう。

 

アイロンをかける

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最後にアイロンの掛け方について説明します。

洗濯物を干す際に手でパンパンと伸ばしてから干しておけばある程度シワは取れますが、それでも多少は残ってしまいますし、ピンと綺麗な状態で着たいという場合は着用前にアイロンやスチームをかけた方がいいでしょう。

 

洗濯表示にもアイロンについてのマークがあり、中の点が多いほど高温でアイロンをかけることができます。

アイロンのマークにバツがついている場合は高温で生地が縮む、質感が変わってしまうなどの理由でアイロンをかけることができません。

洗濯表示の下の方に、当て布や裏面からかけるなどの注意書きがある場合もあるのでしっかり確認しましょう。

 

ワンピースは生地の分量が多くアイロンがけをするにも一苦労なので、時間がないという方はクリーニングに出して仕上げてもらうのが簡単です。

お金はかかりますがプロの技術は間違いないですし、宅配クリーニングならそれほど手間をかけることなく依頼することができます。

フリルやプリーツなどの装飾があるものはアイロンがけがかなり難しいですし、家庭で洗濯できないことも多いのでクリーニング店を頼りましょう。

 

まとめ

というわけで、今回はワンピースのクリーニングとおうちでできるケア方法について解説しました。

 

自宅で洗えないものは適度にクリーニングに出して、汚れを溜めてしまわないようにしましょう。

自分でお手入れできるものは一手間かけてキレイにしてあげるとより愛着も湧いてきますよね。

 

洋服の特徴を理解してそれぞれにあったケアをすることで、お気に入りのワンピースを長くキレイに着ていきましょう。

 

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