ツイッターやインスタ、ブログなどSNSが普及し始めてから情報のスピードが格段に早くなり、今や誰でもどこでもスマホさえあれば最先端の情報を手に入れられるようになりました。
それはファッションも然りで、トレンド情報はインスタやファッションサイトを閲覧すればお金を払わなくても受け取ることができます。紙媒体のファッション誌もその影響を受けています。
ただそんな現在においても廃れることのないファッション誌には最先端のトレンド情報だけではない魅力があるのです。今回はメジャーな各メンズファッション誌の特徴とオススメファッション誌を紹介します。
UOMO
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B07GRK1JCV/magazine-data-22/
集英社発行の2005年に創刊されました。主に30〜40代の男性をターゲットにしていて表紙も木村拓哉や伊勢谷友介、高橋一生などその年代の人気俳優が起用されています。
大人な男性にふさわしい上質なコーディネート、アイテムが紹介されています。
ファッション面ではスーツやデニム、チノパンなどクラシカルでベーシックなアイテムが多めです。とはいえ堅苦しいわけではなく、トレンドも盛り込んだアイテムやスタイリングの紹介がされています。
アラフォー男性がターゲットということで紹介されているアイテムの価格帯も高め。これはメンズファッション誌のほぼ全てにいて共通することですが、インポートブランドやデザイナーズブランドがふんだんに使用され現実感のない提案が多いです。ファッション以外ではメルセデスなどの高級車や美食情報などで固められチープな印象がありません。
MENS NON-NO
https://www.mensnonno.jp/thismonth/
こちらも集英社の発行する1986年から続く長寿雑誌の一つです。主に20代男性がターゲットで表紙は坂口健太郎や菅田将暉、山崎賢人などの個人でファッションアイコンにもなっている人気若手俳優が起用されています。
特にメンズノンノは専属モデルが選ばれ俳優やモデルとしての登竜門としての扱いも受けています。そのこともあってか毎年オーディションが行われるほど大人気になっています。
雑誌のイメージとしてはトレンドガチガチの攻めたスタイリング。
20代がターゲットでありながらもドメスティック、インポート問わずデザイナーズブランドを多く使用し若者に人気を集めています。またアイテム単体の紹介だけでなくその使い方や着まわし方など着こなしの面においても丁寧に解説されています。
ファッション以外ではヘアスタイルやスキンケアなど美容コンテンツも多く掲載され、ファッションで生活を豊かにするというよりは異性への意識、自分磨きのイメージが強いです。
MEN`EX
https://www.mens-ex.jp/magazine/2017/201702.html
世界文化社発行で1993年に創刊されました。30〜50代のビジネスマンをターゲットにしています。表紙は浅野忠信や中井貴一などおしゃれな渋いおじさん俳優をメインに起用されています。
表紙からも伺えるようにメインのコンテンツはスーツスタイルです。
ジャケパンスタイルだったりVゾーンのコーディネートだったりと毎号スーツ全体について触れている印象です。また革靴についてもほぼ毎号触れておりシーン別の選び方やお手入れ方法が自然と身につきます。
大人がターゲットにはなりますがスーツのスタイリングの勉強にもなるのでビジネスマンであればどの年代でも読んでおいて損はないでしょう。
ビームスのドレス部門を総括している中村達也氏のコラムや一流人へのインタビューなどファッション的にもビジネス的にもディープな情報をインプットできます。
LEON
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B07G2MYV8Z/magazine-data-22/
主婦と生活社が発行している2001年創刊の意外と新しい雑誌です。創刊されて以来毎号表紙を飾っているのがジローラモさんorジローラモ+謎の美女です。2014年には「連続して最も多くファッション誌の表紙を飾った数」としてギネス記録に認定されています。本誌はまさに彼のキャラクターにようなまだまだ現役なオヤジスタイルを提案しています。
かなり前にブームになった「ちょいワルオヤジ」感を前面に打ち出しているイメージですね。
スーツスタイルからジャケットにデニムのカジュアルスタイルまで幅広く提案しています。ですがどこかはだけていたりラグジュアリーな小物を使用していたりとLEON独特色気あるスタイリングが多いです。
そこまで奇抜なアイテムはないですが紙面からでも伝わってくる上質な素材感のものが多く、紹介されているアイテムはインポートブランドがほとんどです。
靴やバッグ、腕時計などアクセサリー類も多岐にわたり紹介されています。またやはり謎の美女の登場率が多いのも特徴です。ファッション以外では高級車やゴルフ、バカンス特集などリッチな男のライフスタイルを提案しています。
Men`s JOKER
https://www.fujisan.co.jp/product/1281681205/new/
KKベストセラーズ社発行で2004年に創刊されました。20〜30代社会人をターゲットにしスーツもカジュアルもオンオフ合わせての紹介が特徴です。表紙には小栗旬や瑛太など実力派のイケメン俳優を多く起用しています。
シンプルですがどこか男っぽい、万人ウケしそうなコーディネートが多く掲載されています。
価格帯はそこまで高いものは多くなくセレクトショップやドメスティックブランドが多く掲載されています。紹介されたアイテムにスタイリストのコメントやリコメンドがあり安心感もあります。
パリコレなどコレクションからトレンドやアイテムを導き出しメンズジョーカーのフィルターを通して比較的安価なアイテムを紹介していたりと読者のことを考えた企画が多いです。
付録が多いのも特徴。
時計やバッグなど普通に使えるものが多いのも魅力です。ファッション以外ではやはり美食やスキンケアなど上質なライフスタイルを紹介しています。
men`s FUDGE
https://www.fujisan.co.jp/product/1281687544/
三栄書房が発行し2006年に創刊されました。20〜30代の男性をターゲットにしたトラッドで上品なカジュアルスタイルが特徴です。外国人のフェミニンな男性が海外スナップのようなイメージで表紙を飾っています。
表紙同様に誌面のコーディネートも海外のストリートスナップにありそうな町並みと、決めすぎずどこか力の抜けたスタイリングが特徴です。
ステンカラーコートやスラックス、ニット、革靴などヨーロッパライクなスタイリングは非常に現実味があり見ているだけでスタイリングの勉強になります。トレンドに傾倒しているわけではなく、上質なものを丁寧に着用する万人ウケするおしゃれ感で女性にも人気になっています。
紹介されるアイテムはハイブランドからセレクトショップオリジナルアイテムまで多岐にわたります。スタイリング含めて参考にしやすい雑誌です。
SENSE
https://www.fujisan.co.jp/product/1252150/
株式会社センスから発行され2000年に創刊しました。20〜30代をターゲットにしハイエンドなモードストリートのテイストが特徴です。表紙には主に外国人モデルを起用しライダースやジャケットスタイルの男っぽいコーディネートです。
誌面は黒を基調にしたモードで男っぽいスタイリングが多め。ブランドごとの特集ページが設けられLOOKのような構成でインパクトが面白いです。
インポートブランド、ドメスティックブランドの非常に高価なアイテムを織り交ぜてSENSE独特な高級感あるスタイリングに仕上げています。
ファッション以外では「男の車」や「男の腕時計論」などゴリゴリでラグジュアリーなアイテムを紹介しています。アパレル感の強い個性的な雑誌です。
お得に購読する方法
定期購読
ほとんどのファッション誌は定期購読の案内ページがあります。例えばmen`s FUDGEだと50%オフという驚愕の安さで毎号読むことができます。送料も無料で毎号配達してくれるのでわざわざ買いに行く必要もありません。雑誌を集めたり雑誌に書き込みして使ったりする方にオススメです。
雑誌読み放題サービス
月額で雑誌を読むことができるサービスです。オススメはdマガジンと楽天マガジン。どちらも雑誌のラインナップに大差はなく、特にメンズファッション雑誌においてはほぼ変わらないです。dマガジンはドコモポイント、楽天マガジンは楽天ポイントがたまるのでそこで決めるのがオススメです。
どちらも月額約400円で利用でき、ファッション雑誌以外にも週刊誌やグルメ本など200種類以上の雑誌を読むことができます。ある程度制限もありますがバックナンバーも読むことができるので非常に便利です。何と言っても雑誌1冊以下の値段で200冊以上が読み放題なのが魅力。どちらも初めの一ヶ月は無料でお試しできるのでぜひ試してみてください。